「ぼくの世界」[2022年01月21日]ルイ16世と百科全書派
今日の数字:フランス国王ルイ16世に関する「7079」
今日ぼくは、数字の「7079」を手に入れた。
ぼくは、世界に 84 ✕ 84 = 7056 個のセルを並べた。
差分:23
累積貯数:26,772
ぼくは、もっと世界のことを知りたくなった。
そうだ。ぼくは本を読みたい。
もっと世界のことがわかったら、
そうしたらぼくは・・・。
これが2022年01月21日の「ぼくの世界」。
ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。
どうも、「N」です。
1793年というと、今から229年前です。
18世紀末ですね。
(お、いいぞ。だんだん西暦と世紀の変換が早くなってきた)
フランス革命の下地を作ったとも言われる書物が『百科全書』。
『百科全書』とは18世紀フランスで、ディドロ、ダランベール、モンテスキュー、ヴォルテール、ジャン=ジャック・ルソーなどの知識人が寄り集まって編纂した百科事典。
全員、名前だけでも聞いたことのある有名人ですね。
執筆・協力した人たちは『百科全書派』と呼ばれてます。
当時流行っていた「サロン」に集まって、意見交換などしていたそうです。
この書物の作成には啓蒙思想家たちが多く参画しました。
「啓蒙思想」とは、ものすごくざっくり言うと
「キリスト教会が押し付けてくる考え方は、もう時代に合わないよ。
産業革命で技術も発展したことだし、オレたち、もうちょっと科学的、合理的に考えられるべ?」
というカンジかな。
ざっくり過ぎるか。
そんな気運が高まって、色々な知識をちゃんと本に書いて人々に広く理解してもらおうということになったんですね。
『百科全書』編纂の頃と言えば、アメリカは独立し(1776年7月4日。The Fourth of July ですね)、イギリスは産業革命で盛り上がってるし、新しい考え方が必要になってきた時代だったんですね。
ちなみに「メートル法」もフランス革命のすぐ後にフランスで制定されたのですって。
それじゃ、また明日。
■「ぼくの世界」のご案内
「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!
「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。
「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。
四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。
そして「N」が、今日の数字にまつわるちょっとした一言をしゃべったり、しゃべらなかったりします。
始まりはたったひとつの点。日々、数字を獲得してどんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。「ぼく」も「N」も試行錯誤中!!どうぞ、お楽しみに!