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実家の売却に立ちはだかる最大の壁は「荷物整理」!

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~
こんにちは。yumiです。
読みに来てくださり、ありがとうございます。
こんな思いを持ちながら活動しています)


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去年の冬から介護が始まった父に全集中していた時期を乗り越え、今は施設へ入所した父に会いに毎週通う生活を送っています。
父が施設に入った後、最大の優先事項は今後自宅をどうするかという事でした。
この件は、世の中の一般家庭でもなかなか進まないそうなのです。その理由は、住んでいたご本人が手放したくないという理由が多いそうです。

父も本当はそうだったのかもしれません。ただうちの家族の場合、私しか子供がいないため、実家の管理はすべて私がやることとなります。
そのため、
実家を持ち続けることの現実的な管理の面の負担があることの理解、
実家があったとしても、足腰が悪くてもう家に住むことができないという状況の理解、
この2つを理解してもらったところ、売却していこうという流れになりました。

私自身も売却調整に入るには、自分自身の疲れを取ってからと思い、父が施設に入ってから1ヵ月程度してからやっと重い腰を上げ、始めることとしました。

実際にかかった期間は3カ月。
夏には売却が完了しているのが理想かなと思っていたので、予定通りの8月に終了した状況です。
そう、つい先日やっとこの件が片付いたのです。

前置きが長くなりましたが、今日は久しぶりの父ネタとして、実家の売却に関して、一つ記事にしておこうと思います。


実家の売却の前に立ちはだかる荷物整理

すぐさま記事の目玉に入っていきますが、売却を考える際の一番厄介な件は、このことだと思っていましたが、実際そうでした。

家を売却することは必ずどこかで発生するタスクだと思っていたので、母が亡くなってから、3年ほど、少しずつではありましたが、家の荷物を減らす活動はしてきました。
しかし、母は世の中の高齢者と同じく、捨てられないタイプ、且つ買い忘れを恐れ、同じものを何度も買ってしまうタイプだったようです。
実際、大量の荷物が押し入れやらクローゼットの中に隠れていました。

父も徐々に足腰が悪くなっていったので、歩くときに邪魔になるようなスペースはすべて排除するため、年に数回捨てるものをまとめ、自宅に持ち帰ることを繰り返していましたが、しかし減らない。。
ある程度邪魔にならないところまで片付いてきたら、あとはその時がきたらやろう。。とあきらめ、そしてとうとうその時が来てしまったのです。

最終的には、業者の方にお願いして撤去してもらうことを考えてはいたのですが、大切なものと捨ててよいものの分別はこちらでやらなければ撤去もできないのですよね。

今回荷物整理にかけた日数は5日間くらい、夫も巻き込みGWで実施しました。
大量の荷物からピックアップした種類は以下の通りです。
全てをいるいらないの分別をすると非常に大変なので、最低限の以下の観点でピックアップしていくイメージでチェックし、持ち帰ることとしました。それでも5日間、その後も気になったものをもう一度見たりと、何巡かした気がします。

  1. 重要な書類(保険関連、通帳、住所類、税金関連書類 等)

  2. 父が施設で使う物、父が思い出として持っておきたいもの

  3. 私が自宅で使いたいもの、思い出として持っておきたいもの

  4. 日用品などの消耗品でまだ使えそうなもの(母が買いだめていたもの等)

  5. リサイクルや質屋などで売れる物の見定め

唯一手を付けなかったのは写真です。
写真だけは見ることができませんでした。
持ち帰りたい場合は、データ化しておくとよいと周りからアドバイスされましたが、見るとどうしても寂しく悲しくなるので、見ることができなかったので、そのまま最終処分へ。


売却までの大まかな流れ

本格的な売却については、少々費用はかかりますが仲介業者にお願いしてしまったので、意外と楽で、お話を聞いて父と一緒に判断していくという流れでした。
売却までの大まかな流れは以下の通りです。
販売期間に買い手がつかないと、なかなか時間がかかってしまうかもしれませんが、運よく2~3週間くらいで買い手がついたため、3カ月という期間で完了したのだと思います。
また仲介業者は、老人ホームを探した際にご縁のあった紹介会社が丁度売却関係もやっているという事だったので、そちらにお願いできたこともスムーズに進んだ理由かもしれません。

  1. 仲介業者との契約

  2. 売却の値付け相談

  3. 販売売り込み(仲介業者にて)

  4. 買い手から来た条件の判断

  5. 売却へ

  6. 売却契約に必要な書類の準備(印鑑証明、実印、自宅の契約書類 等)

  7. 売買契約

  8. 司法書士立ち合いのもと登記手続き

  9. 自宅の荷物撤去の見積もり取得、及び撤去

  10. 引き渡し日確定後、ガス、電気、水道の停止手配
    火災保険の解約手配

  11. ご近所様へのご挨拶

  12. 引き渡し日(登記、支払い、鍵の引き渡し)

  13. 来年に確定申告


必ずつけていた進捗メモ

3カ月程度であっても、仕事や父の介護、娘の学校行事などそれぞれこなしていると、「売却の件、詳細はどこまで進んでいたかしら??」とわからなくなることがあります。すぐに忘れてしまう私にとっては、すべてのことをノートへ記録しておくことは忘れずにやっていました。

ノートに記録する際にお薦めなのが、タスクはあとで完了線を引くために書くのではなく、状況に応じて進捗状況を書き足していくことをお薦めします。

例えば自分以外の方が対応する状況であっても、その次にこちらの対応が必要になるケースもあります。
また期間が空いてしまって、ふと思い出したときに、今どのような状況だったかを頭の中で覚えておくの難しい場合もあるかもしれません。
意外と複数のタスクがあったりすると、どの件がどこまで進んだのかがわからなくなることってあるのではないでしょうか。

なので、ぜひノートなどに次のタスクを予測して書いておくことと共に、現在の状況や少しずつ進捗した状況を書ける欄を取り、メモしておくことをお薦めします。

そしてどんなことも同様ですが、やったことのないことであれば、なおさら次に何をするのかがわからないことがあると思いますので、仲介業者の方と打ち合わせする際には、この後どのようになっていくかを確認し、こちらで準備するものがあるのかどうなのか、やっておいた方がいいことがあるかどうかを聞いておくのも一つです。

何事も先回ししておくと、急な依頼でバタバタすることもなくなります。


最後に

途中でも書きましたが、売却の一番の壁は荷物整理でした。
今後家の売却が予想される場合は、ぜひ、1日では終わらない大物と覚悟を決めていただき、今からでも少しずつ荷物を減らすお手伝いをしてあげることから、始めていただくのがよいかと思います。

高齢者は、家にある荷物を片付ける気力はないと思っていただいた方がいいと思います。ぜひ親孝行の一環で、親の判断がつくときに片付けを進めておき、後の大変さを少しでも分散しておくことをお薦めいたします。

今日もありがとうございました。



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