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note考察 どうすれば「ビュー」「スキ」「フォロワー」は伸びるのか?
今回は少しテクニカルな話題になります。どうすれば「ビュー」や「スキ」「フォロワー」は増えるのか?という話です。
開設2か月で50,000ビュー達成
この記事にて報告したのですが、このアカウントは2024年7月1日に開設したもので、丸2か月経過した9月1日現在で55,000ビューとなっています。ざっくりビュー数の10%が実際のPVだったとしても、5,500PVくらい伸びている?ということになります。
これはひとえにnoteのドメインパワーの賜物で、ゼロから立ち上げた個人ブログではまず無理です。向こう1年間はPV0の下積み生活でしょう。私は好きで書いていたので1年半の間PV0でもノーダメージでしたが、承認欲求を満たしたい人は堪えるものと思います。営利目的なら打ち切り撤退でしょう。
しかしnoteに書けばどんな記事でも伸びるわけでもないので、今回は自身のブログ運営経験も踏まえながら、noteのスキ・ビューを増やす方法を考察していきたいと思います。
1.伸びるかどうかはテーマ・タイトルで決まる
筆者のnoteアカウントの滑り出しが良かった要因は2つあります。ひとつはテーマがたまたま伸びやすいものだったこと。つまり運です。
もしこれがカメラならおそらくここまで伸びていないでしょう。マイナー分野な上にプロも多く参入するためで、競合記事も多いからです。
このアカウントは、しばらくネタに困らないという理由でMBTIをメインコンテンツに据えて、転職活動や資格の話をサブコンテンツ、たまに脱線・雑記という形でやっていく方向性にしたのですが、このMBTIがたまたま当たりだったようです。(その代わり要取扱注意の劇薬なんですが…)
また記事のタイトルも重要で、キャッチーな見出しがあると当然伸びやすいです。googleの検索結果に表示されるのは32文字なので、これに魂を込めます。とはいえ専門分野や機材・型番だと、その名称がそのまま見出しになってしまうため難しいですが…。
またテーマとタイトルが大事と言いつつ、特に大きく伸びた記事については以下のような特殊要因があります。
要因①:先駆者様によるピックアップ
もうひとつはアカウント立ち上げ時にある程度のスキを稼げたことです。筆者は7月にこのアカウントを始めたのですが、この記事を書いた時に、たまたまこの分野の先駆者様となるイブリースさんのところで記事を取り上げてもらったことがあり、これが呼び水となって伸びたようです。
というわけで、ビューやスキを伸ばしたい人はイブリースさんに頼み込むといいと思います(迷惑だからやめようね!)
要員②:キラーコンテンツの存在
またキラーコンテンツを早々に確立できたのも大きいと思います。
上記記事はこのアカウントで一番伸びている稼ぎ頭で、Googleなどの検索エンジンに「INFJ INFP ハードモード」と入力すると一番上に出てきます。この2本の記事がビューやスキ、フォローを牽引しているようですね。
2.硬い長文でもスキ・フォローは付く
noteは結構な長文も読まれる傾向があります。筆者の場合なるべく詳しく書こうとして5000文字オーバーの記事も珍しくないのですが、他人の書いた長文って結構読むのが大変です。仮に1分間500文字で読むとしても、5000文字だとおよそ10分間程度拘束してしまいます。
これは結構な拘束だし、スマホで読むなら尚更目が疲れると思うのですが、意外にも伸びている印象です。時間帯で見ると、通勤時間帯(7:00~9:00)および帰宅時間帯(18:00~20:00)に伸びる印象があるので、スキマ時間で読まれているようです。
しかしこれはもともとやってたカメラネタの自ブログである程度想定はしていました。個別ページ記事に対する平均滞在時間が5分程度あったからです。5分という滞在時間は本文をしっかり読まれているということになります。
ちなみに一番PVが伸びるページの平均滞在時間は1分程度なので、これはおそらく本文が読まれていません。リピーターがブックマークとして登録しているページなのでしょう。
ただしnoteは平均滞在時間を調べていないので、実際に読んでくれているかどうかはわかりません。スキやフォローは本文を読まなくても付けることが可能だからです。返報性の原理というやつで、スキ・フォローバックは義理でやってくれることもあります。
しかし一定程度コメントが付くので、やはり読んでくれている人はいるようです。それだけMBTIは皆の関心ごとなのだと感じます。とはいえ、あんまり長すぎるとうんざりなので、3000文字程度に収めた方がいいでしょう。noteはSNSなので、雑記であればもう少し軽く2000文字以下でもいいかもしれません(できてない)
3.毎日投稿すると伸びる
noteは毎日投稿すると伸びます。逆に毎日投稿しないと埋もれてしまうようです。この特徴はブログよりも顕著で、noteのSNSとしての一面ですね。
これはなぜかというと、note自体の勢い・流れが速いからです。ネット掲示板でいうスレッド数が多い、あるいはスレッドのレス数が多く進行が速いという状況に似ていて、自分の書いた記事はすぐに過去のものになってしまい、リストに上がってこなくなってしまうためです。
実際にビュー数でみると投稿直後は結構伸びますが、1日放置すると伸び率がかなり鈍化します。つぶやきでもいいので何か書くとまたビュー数が伸びる。という感じですね。スキやフォローは誘因・報酬として機能するため、承認欲求を刺激してモチベを保ちやすい仕掛けになっています。
なのでビュー数が欲しい人は無理やりにでも毎日投稿した方がいいようです。逆にビュー数をさほど重視しない人は、吟味して記事やつぶやきを作った方がアカウントの品質を維持しやすいと思います。
4.相互フォローした方が伸びる?
noteもSNSなので、ビュー、スキ、フォロワー数を増やしたいというスタンスでいくならば、相互フォローをした方が伸びるでしょう。この辺はXやインスタなんかと同じですね(筆者はSNSやってないけど)
noteの場合、プロや法人、あるいは副業目的の個人といった営利目的で始める方も見受けられるので、そういった方はまず知名度を上げるために100%フォローバックした方がいいでしょう。営業行為としてはビュー、スキ、フォロワー数を増やすことが最優先課題だからです。
逆に個人ブログの延長でやりたい人、趣味でやっている人、ビュー、スキ、フォロワー数を最優先しない人は、無理に相互フォローしなくてもいいのでは?個人的には思います。
noteはmixiやfacebookではないので、あくまでも自分が「面白い」「読みたい」と思ったコンテンツを書くアカウントをブックマークしていく感覚でいいんじゃないかなと思っています。
この辺の感性はnoteをSNSと取るか、ブログと取るかでスタンスは変わると思います。あるはネットを人付き合い・営業活動の場として取るか、思想・表現の場として取るか、の違いです。
筆者は個人ブログから出張してきたタチなので、後者のスタンスですね。ビュー、スキ、フォロワー数は「目的」ではなく、それまでやってきたことの「帰結」というスタンスです。この考えは営業マンとしては失格ですが。
5.ビュー数=PVではないらしい
ところで筆者も薄々感じていたことなのですが、noteのビュー数=PV数ではないらしいのです。一説によると、記事リストにサムネイルと見出しが表示されて状態で1ビューとしてカウントされるらしく、つまり本文を踏まなくてもビューは伸びます。
これは同時期に始めたユーザーさんの、まちか先生が考察してくれた記事です。アフィリエイトやリスティングが踏まれる確率を仮にPVの1%だとすると、noteのビュー数だとこの確率がもっと薄味になるという検証です。
大体0.1%くらいになるらしく、体感としては10ビュー≒1PVくらいじゃね?と予想されているようです。同じような仕組みはSeesaaなどのレンタルブログのPVでもあったので、割と信憑性はあるかと思います。
この点Wordpressはページリンクが踏まれないとガチでゼロなので、PV0でもめげずに1年程度記事をひたすら投下するのが下積みとなるわけですが、自信を無くして意気消沈して辞めてしまうブロガーも多いと思います。
その洗礼はあまりにも残酷で可哀想だということで、モチベーションを保ちやすくする仕掛け(優しさ)なのだ思います。
6.検索流入は一体どこから?
![](https://assets.st-note.com/img/1725117884152-VdooHgNQ4O.png?width=1200)
さて前述の通り、noteの記事リストの流れは速くロングターム性は期待できません。この「フォロー中」の段は、自分の書いた記事が唯一、確実に表示される段なのですが、新着順ゆえに持続性がありません。3日もサボるともうダメで、記事リストに上がらなくなるためビュー数の増加率は鈍くなり、記事も読まれなくなってしまいます。
しかし実際には筆者の記事はロングターム性がそこそこあり、ありがたいことに1か月前に書いた記事にスキが付く場合があります。疑問なのは、これらのユーザーはいったいどこからやってきたのか?ということ。
そこでまず考えたのが前述のサイトマップなのですが、これ、あんまりビュー数やスキが伸びてないのです。つまりこのページは導線としてはあまり機能しておらず、実際には別のところからきている可能性があります。現時点で筆者の考えている仮説は以下の3つになります。
仮説①:note記事内の「こちらもおすすめ」
note記事は下の方にはコメント欄(小声)があり、そのすぐ下に「こちらもおすすめ」が表示されます。その記事に関連がありそうなテーマの記事をnoteのスーパーコンピューターが引っ張ってきてくれるのです。
たとえば「実家じまい」というテーマの記事を書いたとします。
こんなやつです。
すると、この記事のコメント欄の下にはこのような関連性のありそうな記事がランダム表示されるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725117884104-wZjJQ63xNX.png?width=1200)
ここでスキ100オーバーとかのゴッツイ記事があがってくるとその記事は多分読んでみたくなります。ここから流入している可能性はありそうですね。
仮説②:トップページ記事一覧
noteトップページのフォロー中の下に表示される、ランダム表示される記事一覧の段から流入している可能性もあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725117884157-XifdHvEzSx.png?width=1200)
筆者の場合だとこのように写っていて、#MBTI #心理機能 #INFJ #INFP #生きづらい あたりのハッシュタグを使うことが多いので、もしかしたら他ユーザーのこの段に表示される可能性はある……。
のですが、ここは割と水物だと思います。表示されたらラッキーくらいに思っていた方がいいかもしれません。自分のアカウントでは表示されていないし、「すべて見る」を押さないと出てこないので、読み手からすると能動的アクションが必要になるからです。
仮説その③:Googleからの検索流入
noteはSNSである以前にWebサイトであるため、Googleのポリシーやガイドラインに当てはまります。つまりSEOを意識したタイトル付け、良質な記事を書けばそのコンテンツは検索上位に表示されます。
先ほど稼ぎ頭と言った「INFJ・INFPが人生ハードモードな理由」の記事も、検索エンジンで上位表示されているので、おそらくnoteの外、Googleの一般検索経由で来ている可能性はあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725117884122-13Fed7rqdi.png?width=1200)
この記事の場合、“INFJ ハードモード” “INFP ハードモード” のどちらでも上部に出てくるようになっているので、ここから流入している可能性は大いにありそうです。
注意点:サイト外検索を許可
ひとつ注意があります。note記事が検索エンジンで表示されるためには、noteアカウント設定でサイト外検索を許可していることが条件となります。なのでここは必ずチェックをしておきましょう。これをオフにしていると人はきません。
![](https://assets.st-note.com/img/1725117884153-9roo4exMO3.png)
ソーシャル連携のXとGoogleの連携はチェックを入れておきましょう。筆者はXをやっていないので入れようがない(悲しいなぁ)
その下にあるユーザー設定は3段目の明朝体で表示以外のチェックは入れておこう。明朝体はお好みで。筆者は印象が固くなってしまうので入れていない。
まとめ
今回はnoteの「スキ」「ビュー」「フォロワー」について考察しました。まとめると、個人ブログと記事の書き方は同じですが、時間の流れが速いために定期的・継続的な投稿を行うこと、スキやフォローなど関係性構築を行うことが、ビューを増やすうえでのキーポイントになってくると思います。
とはいえ、ビュー、スキ、フォロワーという数値ばかり追っていくと、書きたい内容を書けなかったり、ずっとnoteに常駐するようになってしまったりで、ほとんど仕事と変わらない感じになってしまうので、程々がいいのかな。その方が多分長続きすると思います。