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グラファシで「仕事のコア」を可視化して、なりたい姿が見えてきた

デザイナーのやまだです。五七五七七のタイトルになってしまいました。私はデザイナーですが、制作の前に会社のことや事業についてお話いただくことが多いです。そのうえで、ウェブサイトや印刷物を作る or 更新した方がよさそうですね、といった形で相談から制作までまるっとお仕事をしています。

そのようなことを知り合いに話すと、よく「コンサルだねぇ。」と言われます。ふむふむ、私の仕事はコンサルにも近いのかと思いつつも自分の仕事のコアは何だろうと考えることもあります。

そんな私が12月に出したnoteを読んでくださったまきけんさんが、「グラフィックファシリテーションさせていただけませんか?」とメッセージをくださいました。グラファシについてはこちらをご覧ください(雑でごめんなさい)。

神がかったタイミングでした。ちょうどそろそろ今考えていることを外に出したいところでした。noteを書いててよかった。

まきけんさんは、「前向きに努力してがんばってる人をONE ON ONEグラファシで応援したいシリーズ」を行なっていて、何かモヤモヤを抱えている、言語化をしたい人に向けてグラファシを展開されています。
そんなまきけんさんから、前向きだと言っていただいたことがまず嬉しかったです。

私の仕事の価値(コア)について語れるか心配だったけど

改めて誰かに話すとき、本当に話せるか心配ですよね。私も話せるか心配だったのですが、一言話した瞬間に湧いてくるように言葉が出てくるんですよ。もうびっくり。そりゃもう頭がパンパンになってたわけだ。

実際のお仕事の話をしながら、「実はこういうことを大事にしていて〜」がいっぱい出てくる。あのときこんなこと感じた、とか。芋づる式に出てくる大事にしていること。

それをまきけんさんが同じスピードでiPadにどんどん書いていきます。

めちゃくちゃはやい、手。

ときどき一緒に振り返る

これが今回のハイライトです。「ときどき一緒に振り返る」。
質問をして、私の回答を聞きながらiPadに書いていくまきけんさん。

「ここで一回、ここまでの流れを振り返ってみましょう。」

とお互いにここまでの流れを振り返ります。

まきけんさん
「この流れで話してくれて、で、ここ名言出ましたね〜」

やまだ
「名言…?何か言いましたっけ。」

まきけんさんの視点で、ビビッときた言葉にオレンジの色をつけながら振り返りを進めます。

確かに、まきけんさんがつけてくれたオレンジの部分は、私が大事にしていることだけど外に出ていない言葉たちでした。これぞ外で誰かに話す意義であり、可視化してもらってめちゃありがたいという気持ちでいっぱいでした。

最終的に私がわーっと話す間に描く、一緒に振り返る、を4回くらい繰り返しました。そしてまきけんさんに描いていただいたものを共有します。川っぽさを感じると同時に、考えていることは繋がっているんだと感じます。

私は意外と仕事が好きなんだ、と思える1枚。

描いてもらって見えたもの

質問と可視化をしていただいて見えたことはあまりにも多かったです。

  • ゆくゆくはクライアントさんの課題を解決できるような、デザインをやっていきたい。細かくいうと、課題の欠片みたいなものを見つけて提案してデザインに落とし込みたい。(ここはコンサルチックかも?)

  • そのなかで一方的に解決策を示すだけではなくて、一緒にわからないことを共有して、気づきを積み重ねたい(ここはコンサルというより、コーチに近いかもと言っていただきました)。もちろん、解決策を示すのは大前提で、それをやりたいか、モヤっとするところはないか納得感を大事にしたい。

  • 最終的にはクライアントさんも自走できると嬉しいし、成長を見るのは楽しいかもしれない。

などなど普段でない言葉が帰りの電車でもいっぱい出てきました。話すこと、可視化することってパワーあるなぁ。

帰りの電車で「デザインストラテジスト」という仕事を見つけて、この人みたいになりたい、などワクワクした気持ちは新鮮でした。

なりたい姿が少し見えたかもしれない

仕事に関しては常に選択の連続で、次何しようかな、何を提案するとクライアントさんにとっていいかなと考えることが多くなったと思います。毎日何かしら模索しているかもしれません。

そんな中でコアとして見えたのが、まずは自分で課題を見つけたうえで相談にのる・提案する・手と足を動かしてつくる・一緒にフィードバックをする、気づきを蓄積する(以下繰り返し)、この過程を繰り返すことでした。

まきけんさんの振り返りの言葉をお借りすると、「自分ごとのように捉えて動く」がまさにピッタリでした。

そうそう、そうなんだよ。「やまだに相談したら何とかなる」、「うちの話めっちゃ聞いてくれるしいいもの作ってくれる」、「とにかく自分たちのことをよく知ってくれている」、そんな仕事人でありたいです。

そう思うと、今足りないものもわんさか出てきます(笑)でも一つ一つできるようになろうと思えます。

改めてまきけんさん、ありがとうございました。

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