育てるものを見直します
富士山麓で自然栽培をしています。自然栽培そのものは11年目、富士山麓に移住してからは初の栽培です。
育てているものは野菜とハーブ。さらにバラ科のものも鉢植えで育て始めました。バラは農薬不使用、肥料は有機のもの、ベリー類は自然栽培です。
さて、夏畝は比較的うまくいきましたが、富士山麓の気候に私が慣れていないせいもあって、冬畝をうまく運営できません。迷いもあるのですね。
迷いがあると、他のこともそうですが、家庭菜園もうまくいかないのですよね、経験上。この迷いが何なのか、そこに向き合う必要があります。
そういった意味でも、庭で育てるものを見直しします。移住前に栽培していたものや栽培のサイクルと、今ここと合っていないと直観で感じます。
私が育てたいものは何か。それは私が心地よいと感じるもの。そして體にとり入れたいと思うもの。外側から評価される何かではないのですよね。
いま私は基本菜食、そして果物とナッツ、穀物が食の中心でもあります。野菜でも実にぶら下がる状態で成るものが、その私の食スタイルに合っています。
根菜類は、大根、ニンジン、ビーツは食べたいと感じるので、それをうまく組み合わせていきます。葉っぱものは、本当はあまり食べたくないのです。なので、コンパニオンプランツとして植えるのみにします。
そして一番育てたいと思うのは、果物。果物は木になるものですし、実がなるまで時間がかかることもあり、植えるのを躊躇しています。まだ庭の状態が整っていないということもあり。
今のところ前述のベリー類、ブラックベリーとラズベリー、ブルーベリーを鉢植えで栽培中。ただブルーベリーはあまり育てたい気持ちがないので、どうなるかな。
ハマナスとロサ・カニナもバラ科のもので、ハスカップとローズヒップを採りたいのですが、こちらも時間がかかりそうです。
新しい場所での栽培、夏畝はまずまずでしたのでOKとしましょう。秋から冬の気温や天気の様子は何度か経験してみないと、データは集まりません。温暖な場所でも、冬畝は難しいと感じますから。
めげずにゆったりと行きます。私が心地よいと感じる庭を創る。それが一番。そのための自然栽培。そこを忘れずに。