④喋らない営業
A先輩に営業が取れなく必死になった結果、鬱になったことを全て話しました。
するとA先輩が
「無理しなくていいんだよ、自分をそのままだした方がいいよ。」
その言葉で ふっと心が軽くなりました。
私はトップ営業マンのやり方を真似して、無理していたのです。
そこから、A先輩の助けもありましたが、自分の出来る営業に切り替えました。
まずは、自分の長所と短所をノートに書き出しました。
[長所]
体力はある
努力をする
[短所]
あがり症
口下手
心配性
まだありましたが、とりあえず短所の部分を長所に変える所から始めました。
あがり症は一生懸命
口下手は聞き上手に変えました。
心配性はお客様の要望を細かく丁寧にして、顧客満足に徹しました。
口下手なので中々喋れないため、お客様に話してもらうような質問をノートに書き出しました。
[質問]
今どのような商品をご利用ですか?
他にどのような機能があったらいいと思いますか?
などなど、話しに困ったら覚えている質問をするだけです。
あとは、お客様が不満に思ってる事、困っている内容を良く聞いて、提案をしてあげるだけです。
質問をする事によって、そのお客様が何に興味があるのかが解ります。
例えですが、
[お客様] 「いらない、必要ない!」
[私] 「ありがとうございます。1つご質問なのですが今どんな商品を使われてますか?」
(1つと言うと、1つだけなら・・・と思い聞いてくれる確率が上がりました。)
[お客様] 「○○だけど・・・」
[私] 「○○でしたらとてもいい商品ですね!」
(私はここで必要以上にお客様が使われてる商品を誉めます)
[お客様] 「いや、そうでもないよ」
(誉めると謙遜する方が多いため、既存の商品の愚痴を話してくれます)
次に「どのような事がお困りですか?」と一言
これで3割は心を開いてくれます。
あとは、お客様の悩みに沿って商品の説明をするだけです。
私は喋りが上手くないので、口下手な事、わからない時は質問してほしい事を、お客様に伝えてから説明しています。
そうするとお客様もハードルを下げ、質問も多くなっていきます。
質問があると言うことは、関心があると言うことですよね。
営業なので、全く喋らないとは言いませんが、この喋らない営業を初めてから、成績トップクラスになりました。
A先輩には勝てませんでしたがなんとか肩を並べられるまでには到達出来ました。
ですので、話すのが下手な人でも自分のやり方に変えたら結果が変わるはずです。
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