中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。8巻 【ネタバレあり読書感想文】 ほっこり戦後推理マンガ in京極ワールド
★★★★☆
Amazonでレビューしたものです。
すっかりシリーズ化した、京極堂になる前の中禅寺の謎解き物語。8冊目ですよ。ぱちぱち。
今回から、”脚本:田村半蔵”の文字が入っております。
その影響かたまたまか、割とほっこりした推理系のお話が多かった印象でした。
幽霊子育飴、狐の嫁入り、そして、蓑借り婆。
猫目洞のお潤さんを助けてお礼にジュースをもらう栞奈ちゃん、そこへやってくる木場の旦那。
中禅寺先生の日頃の教育の成果が存分に発揮されましたね。
警察はお呼びじゃないと視線を合わせる、潤と木場。
この二人結構いい感じだと思うんですけどねえ。くっつかないのかなあ。木場さんも見た目よりめんどくさい男だからなあ。このぐらいの関係のほうがいいんですかねえ。
この巻のメイン、狐の嫁入り。
榎木津礼二郎のお兄ちゃん、総一郎さんは、めっちゃいい人ですよね。まともだし。。本当にいいとこのお坊ちゃんって感じ。お父さんの変なところは受け継がなかったんでしょうか。
推理小説色の濃い話でしたが、終わりは良かったです。関口くんがんばれ。
そして、箱根繋がりでやってきた益田くん。
真面目そうに見えなくもないじゃないですか。
ラストは、時計の修理。
時計店の店主と客がケンカとなり、仲裁に入った旦那が怪我をして、里村さんに縫ってもらいに行くと、中禅寺にばったり。
麻酔なしで縫ってもらう旦那、、、強い。。。
そして中禅寺は時計にも詳しいのか、、むしろ知らないものあるのこの人?
ツギハギの時計は誰のもの?
次巻に続く。
ラストのカンナちゃんの日常イラストがほのぼのしつつ、時代を感じてちょっとしんみりしました。
先日やっと発売になった、「鵺の碑」
もちろん購入しましたよ!
やっとの新作読めて嬉しいです!!
が、まだ全部読めてないんですよね。やっと京極堂が出てきたところで止まっております。1日5分とかだと話がわからなくなってしまうので、しっかり時間の取れる時に読みたいと思っているので、、年末でしょうか。
読んだらそちらもレビューしますー
よろしければこちらもどうぞ。