自分ができないことを人に教えて、何が悪い!!
これまでの人生に飲み込みの早い後輩がいた。
その後輩に、自分はできたことはないが後輩にとってできそうなことを教えた。
そのときに周りの人から言われたことは、「自分ができないことを教えるな!や自分ができてから教えろ!といった自分の成功体験ありきで教えろ」であった。要するに、自分のことを棚にあげて何言ってんだ!ということらしい
私は、それを言われる度に違和感しかなかった。
人それぞれが持ってる性格やポテンシャル・スキル・ノウハウ、思考、創造性は別々なのだから、できることも自分と後輩とで違う。
自分がこの後輩だったらできそうという判断で話しているのに、どうやらこの価値観がその周りの人には無責任な発言に見えるようだ。
しかし、私は違うと思う。
むしろ、これから来る激しい変化の中で自分の成功体験はなくとも、後輩に成功体験を得るアシストができるようになるべきと強く思う。
この考えを調べたところ、「コーチング」というらしい。
これからの時代、今までの自分の成功体験を伝えるだけでなく、その成功体験に至った経緯やヒント、取り組み方やその姿勢など整理して、要所要所で後輩に「コーチング」をして、後輩に次々と成功体験を経験してほしいと思っている。
その成功体験を後輩から教えてもらうことで、自分の「コーチング」能力とアイディアや伝える力の向上につながると確信する。
先輩が経験したことを伝えるのは正しい。ただそれだけでなく、後輩が成功体験を得られるようサポートし、そのフィードバックから先輩が更なる成功体験を得ていくべきだ。
最後まで読んでくれたあなたは、自分ができないことを後輩に達成してほしいと思ったことありますか?
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