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お口と体の不思議な関係(いい歯の日)

 11月8日は 「いい(11)歯(8)」 と読む語呂合わせに由来する 「いい歯の日」 です。この日を制定した日本歯科医師会は、 「いつまでも美味しく楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってもらいたい」 という願いを込めて、 「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」 という 「8020(はちまるにいまる)運動」 を積極的に推進しています。 「いい歯の日」 は 「8020運動」 推進の一環であり、国民への歯科保健啓発の強化を目的としています。
 本日は、弊社の最新情報とオーラルヘルスに関するトピックをお届けします。


〔1〕 備前化成の最新情報

 おかげさまで、弊社の独創的な研究開発や事業運営にたくさんのご期待をいただいています。次の印のリンクからホームページをご参照ください。
▶ 「食品開発展2024」 に出展しました(10月23~25日)
 
たくさんのお客様にお越しいただき、弊社の展示やプレゼンに共感をいただきました。

▶ SACニンニクの研究開発計画が「成長型中小企業等研究開発支援事業」 に採択されました
 
弊社は、ニンニクにわずかに含まれる機能性成分「S-アリルシステイン(SAC)」を高濃度で抽出し、抗炎症食品を開発すると発表しました。経済産業省の提案公募型事業に採択されており、各界の注目を集めています。

<関連情報>
 当プロジェクトの初会合が開催されました。各紙、各番組で取り上げられ、たくさんの反響をいただきました(図1)。ありがとうございます。業界各位のご期待の高さがうかがえます。
▶ 山陽新聞に、SACを活用した抗炎症食品開発に関する記事が掲載されました(10月8日)

▶ 日経新聞に、SACを活用した抗炎症食品開発に関する記事が掲載されました(10月2日)

▶ TSC情報番組「ななスパBIZ」で、弊社主導の研究開発プロジェクトが紹介されました(10月1日)

図1 弊社主導の研究開発プロジェクト 第1回 推進会議(TSC情報番組 「ななスパBIZ」 より)

〔2〕 糖尿病と歯周病の相互関係について

 これまでの研究により、歯周病治療により血糖コントロールが改善することが明らかになっています。しかし反対方向のアプローチ、つまり糖尿病治療による歯周病への影響については、ほとんど解明されていませんでした。
 大阪大学歯学研究科の久保庭教授らの研究グループは糖尿病集中治療のみで歯周病の炎症状態が改善することを明らかにしました(図2)。また、この効果は糖尿病治療前の全身状態(例:インスリン分泌能、糖尿病合併症など)によって歯周組織の反応性が異なることが分かりました。これらの結果から、糖尿病患者における歯周病の改善には、早期の糖尿病への介入が重要であることがわかりました。

【参考資料】 久保庭雅恵(2024) 「糖尿病集中治療により歯周病が改善! 医科歯科連携のさらなる促進に期待」 ResOU, 大阪大学.

図2 糖尿病集中治療のみで歯周病の炎症状態が改善

〔3〕 オーラルヘルスへの効果的なアプローチ

 おすすめの健康食品関連情報をピックアップしてご紹介します。詳しくは、次の ▶ 印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。

◆ 食品素材 ▶ L8020乳酸菌SD末

 L8020乳酸菌(Lactobacillus rhamnosus KO3)が持つ抗菌効果により、歯周病菌、虫歯菌、カンジタ真菌の生育を効果的に抑制します。本製品はさわやかな風味の加工しやすい粉末です。また生菌製剤ではないため、錠剤などのサプリメントはもちろん、あらゆる一般食品にもご利用いただけます。

◆ 製剤技術 ▶ B-MoG

 次のような生理的本能のため、トローチなどの従来の製剤では十分に機能を発揮するのが困難でした。

・ 咀しゃくは半自動運動と呼ばれる無意識の機能です。誰もが必然的にかみ砕いて飲み込んでしまいます。
・ 唾液による自浄作用があります。口腔内の有効成分は速やかに除去されてしまいます。

 口腔内に機能成分を長く留め、効果を高めることができたなら ・ ・ ・ 。
この積年の課題に、弊社の独自技術 「B-MoG(ビーモグ)」 はお応えできます。

〔4〕 血糖値対策の効果的なアプローチ

 次の素材に有効性が期待されます。詳しくは、 ▶ 印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。

▶ ブルーベリー葉エキス末

 マウスに当素材を投与する実験において、空腹時血糖値、グルコース投与後の血糖値ともに有意に減少することを確認しました。

▶ グァバフェノンシリーズ

 糖尿病モデルラットに、当素材を連続投与する実験において血糖値低下作用が認められ、27日後にはその作用が有意となりました。

▶ DC-15菌エキス末(納豆菌発酵物)

 8週間高カロリー食を与えたマウスに対し、同様のエサに5%の当素材を加えた場合、有意に血糖値の上昇を抑えることが認められました。

▶ 宮崎産にがうり果汁末

 ラットに当素材を投与する実験において、スクロース投与後の血糖値と血中インスリン量の上昇が有意に抑制されました(図3)。またヒト試験でも同様にスクロース摂取後の血糖値と血中インスリン量の上昇を抑えたことから、ニガウリの血糖値上昇抑制作用が示唆されました。

  図3 宮崎産にがうり果汁末による血糖値上昇抑制効果

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