- 運営しているクリエイター
2019年6月の記事一覧
会社の仕事を作り直す方法(Chapter3-1)
1 会社の経営や事業への貢献
あなたの仕事と仕事の“本質”がズレている状態は、図3のようになっています。
重なっている部分は、仕事と“本質”が一致していて、あなたの仕事が有効に働いている部分だと思って下さい。その左側の部分、つまり、あなたの仕事だけになっている部分は、実はやらなくてもいいのにやっている仕事、やらなくても良くなったのにやっている仕事ということです。そして、残りの右側の部分は、本当
会社の仕事を作り直す方法(Chapter3)
■ズレ”が仕事の質を落とすのです
今のあなたの仕事は、大小の差こそあれ、「仕事の存在理由(どうして、その仕事があるのか)」や「仕事をやる目的(何を目指して、その仕事をするのか)」という仕事の“本質”からズレています。
ズレていると、どのようなことが起きるのでしょうか。
次の順番にお話ししていきます。
1 会社の経営や事業への貢献
2 向かうべき方向はどこなのか
3 「仕事の質」とは
会社の仕事を作り直す方法(Chapter2-4)
4 改善活動をしたらズレが起きる!?
この“本質”がズレていく、そのズレ方には2通りあります。
1つは、“本質”は変わっていないのに、今までやってきた仕事が、徐々に“本質”からズレていってしまうこと。(図1)
“本質”を無視して、自分の作業のことだけ考え、「もっと効率的なやり方にしよう」「違うやり方があるはずだ」と、仕事のやり方を変えてしまうことでズレが発生していきます。実は、職場の改善活動
会社の仕事を作り直す方法(Chapter2-3)
3 仕事も“本質”からズレていく
これまではモノの話をしてきたのですが、実は、皆さんが日頃行っている仕事にも“本質”があることをご存知でしょうか。
「どうして、その仕事があるのか」という“その仕事の存在理由”であり、「何を目指して、その仕事をするのか」という“その仕事をやる目的”です。
ただ、日々普通にやていることでもあるためか、仕事をする時に、仕事の存在理由や目的を意識することなんて無いの
会社の仕事を作り直す方法(Chapter2-2)
2 “本質”からズレて行く
モノには“本質”がある。だけれども、たいていの場合、“本質”なんて気にしてモノを使っているわけではありません。そんなことをいちいち考えていたら、使うのが面倒になるし、知らなくても使えればそれでいいでしょう。
ネクタイのように、時間が経ち、人が伝え、使われる状況が変われば“本質”は忘れ去られて行きます。もし、“本質”と違う使われ方をしていたとしても、今が当たり前だと
会社の仕事を作り直す方法(Chapter2-1)
1 モノの“本質”
まずは、皆さんの身の回りのモノからお話ししましょう。
ここで一つクイズです。
「ネクタイは、何のためにしているのですか?」
「そりゃあ、社長に会うときや客先に行くときの礼儀でしょう」
「フォーマルな服装には、ネクタイをするのが当たり前ですよね」
そんな答えが聞こえてきます。ということは、ネクタイは装飾品なんですかね。でもよくよく考えると奇妙なモノじゃないですか。首に
会社の仕事を作り直す方法(Chapter2)
■ あなたの仕事は“本質”からズレている
「仕事の質」の話をするには、仕事の“本質”について知っていただかなければなりません。実は、仕事の“本質”は、あなたの「仕事の質」とすごく関係があるからです。でも、これから出てくる言葉は、聞き慣れない言葉ばかりだと思いますので、少しずつ分かりやすいところからお話ししたいと思います。
つづく
このブログは、弊社発行の小冊子『社員力を100%活かすための
会社の仕事を作り直す方法(Chapter1)
みなさんは、「仕事の質」という言葉を聞いたことがありますか?
このブログを読んでいただいているみなさんは、毎日、「時間内に仕事を終わらせたい」「仕事を効率的にやりたい」と思っているのではないでしょうか。たぶん、そのような「仕事の効率」つまり『生産性』については、いつも意識していると思います。しかし、今やっている「仕事の質」はどうなのか、と考えたことはないでしょう。
私は社会人になって、某メーカ