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2020年10月の記事一覧
皆さんの仕事は役に立ってますか?(その2)
10月21日の投稿で「皆さんの仕事は役に立ってますか?(その1)」をお話ししました。
今回は、その続きです。
何が書いてあったか忘れちゃったという方は
↓こちらをもう一度ご覧ください。
https://note.com/bizblocks/n/nfbca78343aa1
では、前回、私が社会人になって設計部門に配属され、開発プロジェクトのプロマネと設計を兼務することになったこと。そして、プロジ
必要とされているのはどっち?
ある企業のコンサルティングで、部品のサプライヤーの方にヒアリングをすることになりました。
購入する部品の納期や品質を高めたり、価格を低減するためには、サプライヤーに「やれ!」と指示を出すだけでは限界にきているからです。
そこで、その企業とサプライヤーとの業務のつながりや情報のやり取りを知って、そこから問題を発見し、その企業とサプライヤーのお互いを見直すことで、まだまだやれることを見つけようとい
見えない業務もあるんです!
ある企業では、10年前まで打刻式のタイムカードを使って勤怠管理をしていました。
社員が朝来て仕事はじめにカードに打刻し、帰るときにカードに打刻する。
そして、勤怠管理のために、総務部の人たちがカードの数字をExcelに入力し、社内規則に基づいて午前休/午後休や残業時間を判断しながら、給与計算に必要な勤怠時間を計算する。
総務部門の人たちは、勤怠時間を算出する業務を毎週、毎月、くり返していました
あなたは どんな業務をしてますか?
働き方改革や生産性アップのために、業務を見直そうとしている企業は多いと思います。
業務を見直すためには、今、どのような業務をやっているのかが分からないとできないので、担当者に「業務の棚卸しをしろ」とか「業務プロセスを描け」という指示が出ます。
担当者が棚卸しした業務を一覧にしたり、業務プロセスをつなげば、今の業務がわかるので、そこからスタートしましょう、ということのようです。
でも、私のこれま
あなたがやっている業務は正しいですか?
以前より、ある製造業の企業で研修の講師をやっています。
研修テーマは「業務プロセス基礎研修」で、製造業の基本的な業務と「他社ではこんなやり方をやってますよ」と 他社の事例も交えながら、若手社員に教えます。
あなたは「製造業の企業だから製造業の業務ぐらい分かるでしょ!」と思いませんか?
昼食のときに講師控室で、別の研修の講師として来ていたその企業のOBの方 3名と同席をして、お互いにどんな研修を
ものづくりと工事の共通点
改善活動や業務の再構築でコンサルティングをするときに、企業に伺ってその企業のことをお聞きすると、
「その企業ってどんな企業なんだろう」
と すごく興味がわいてきます。
私は製造業が主な顧客企業なのですが、ある工事会社から依頼を受けて業務の見直しのプロジェクト支援をすることになったのです
「業務」を業務の流れとか目的とかで見ると、製造業であれ、商社や卸であれ、工事会社であれ、基本的には何も変
仕事は役に立ってますか?(その1)
私は社会人になったときに、製造業の企業で設計部門に配属されました。
入社して間もなく開発プロジェクトが発足し、いきなりプロジェクト・マネジメントと設計を兼務することになりました。
たくさんの部門や他の会社を巻き込んでの開発でしたので、調整も大変でしたし、決めなければならないことも山積みでした。設計作業をする傍ら、毎日、関係部門や協力会社と連絡を取り合う日々でした。
当時は、まだパソコンもなく、
オペレーション業務なら やらんでいい!
ある企業の購買部長から相談があるので来てほしいと連絡があったので、お話しを伺いに行きました。
どうも、社長から「1年で答えを出せ」と宿題が出されたらしいのです。
その宿題というのが、『購買部門の業務を付加価値のある業務にせよ!』とのこと。
社長は、今の購買部門の業務に不満があるようで、これまでにも何度か
「今のままだったら購買部門は廃止して、業務委託先に購買業務を出す。
君たちの仕事は無く
業務を減らしたいけれど‥‥
「もっと効率的に仕事がしたい」と思ったり、「生産性を上げろ!」と言われたり、今、自分がやっている仕事を見直したいと思っていませんか?
企業の業務改革で、社長や経営トップから受ける要望のひとつが
「やらなくてもいい業務を無くして欲しい」
ということ。
社員の皆さんがやっている作業や業務の中で、“過去からやっているから”という理由でやり続けている作業や業務があると思います。
でも、何のためにや
その価格は妥当ですか?
みなさんがモノを買うときに、この価格は妥当な金額なのかどうか気になることってありませんか。
普通にお店で売っているものであれば、他のお店と比べてみたり、よく似た製品と比べてみたりして
「あぁ、この価格だったら妥当だな」
と納得した買い物ができます。
ところが、製造業の企業が買う部品や材料、装置などは、その企業しか使わない部品や材料、装置が多くあるので、他に作っている購入先がなかったりよく似
本当の問題はなんなのか?
あなたは、会社で問題があればそれを解決しようとしますよね。
ところであなたは、どういうことを「問題」と言いますか?
Webや書籍を見るとさまざまな定義がありますが、「問題」とは「"期待される状態"と"現実の状態"のギャップ」を言います。
例えば、
「一日に400個の部品を加工する」という ”期待される状態”があって、
「一日に368個しか加工できなかった」という ”現実の状態”がある。
数字は平気でウソをつく!
問題に気づいたり、現状がどうなっているか知るために、数字の分析をする場面ってたくさんあると思います。
ロジカルシンキングやコンサルティングの場面では、ファクトベース思考と言って、数値データに基づいてロジカルに分析することで、論理的に問題点を導くことができると言われています。
しかし、現実はそう簡単には行きません。
数字は平気でウソをつくからです。
一つ、実際にあったお話をしましょう。
製造
業務フロー作成の第一歩
コンサルティングの仕事として、顧客の企業の業務フローを描くことがたくさんあります。
例えば、
「今、どんな仕事のやり方をしているのか」
とか
「もっと効率のいい仕事のやり方はどんなやり方なのか」
「それは、今の仕事のやり方とどう違うのか」
と言ったことを、企業の皆さんと議論するためには、何かしら目に見える形のものがないと議論になりません。
そこで、業務フローを描くことになります。
ただ、何
本社スタッフ部門の役割りは何ですか?
製造会社の製造部門や購買部門の方とお話しするときに、話題に上るのが本社スタッフ部門の話。
本社スタッフ部門とは主に、財務・経理、人事、経営企画・管理の部門のことを言うのですが、現場が忙しいのに
「状況を報告してください」
「あの書類はまだですか」
「情報を提供してください」
「もっと管理を強化してください」
などの指示がじゃんじゃん飛んできて、現場のじゃまをしてくるというのです。
そんな企