作成中サービスの企画の骨組みを作った話

タイトルの通り、現在企画・開発している、社会人サッカー/フットサルチーム向けのWEBサービスの制作背景をまとめていこうとふと思い立ちました。

普段は調べたこと、気づいたことをNotionにまとめているのですが、これをアウトプットしてみたら面白いんじゃないかと思ったのがきっかけです。

数年後に見て、この時こんな事考えてやってたんだな〜と振り替えれれば良いなと思います。

現在9月ですが、8月から書き溜めていたものがあるのでそこから振り返って書きたいと思います。

【8月中旬】企画を固めるためにやったこと

10/10（約1ヶ月半後）のデプロイに向けて「何を作るか？」「なぜ自分が作るか？」が固まったフェーズです。

企画をざっくり説明すると、私は自分を育ててくれた社会人サッカー/フットサルの不便を解決するサービスを作ります。

好きなサッカーを楽しむ大人を増やすことで、人生の幸福度を少し上げることを実現したいと考えています。

まずはぐちゃぐちゃと紙に書く

まずは、頭の中のイメージを紙に「ラクガキ」していきました。

この作業で下記のポイントがわかりました。

◎忙しいサラリーマンがわざわざサッカーをする理由
・日々の充実感を得たい。
・健康を維持したい。
・仲間と交流したい。

本当はもっとシンプルで、「サッカーが好きだから」「運動を定期的に続けたいから」なのかもしれません。でも私は「日常に自分の成長を可視化してくれる機会を持ちたい」から、ではないかと思いました。

日常にはっきりした形で現れない「勝ち負け」や「昨日できなかったこれができるようになった」という感覚を実は求めているのではないかと。

さらにぐちゃぐちゃと書く

次に、先程のラクガキで絞り込んだユーザー像に対して、一日の過ごし方をイメージして書き出します。

朝起きてから仕事に行き、帰って寝るまでの様子。私のサービスは通勤やお昼休憩の隙間時間に見るのではないかと仮説が立ちます。

◎いつ見る？
通勤やお昼休憩の隙間時間（5~10分ほど）

◎何で見る？
スマホ

コア機能を検討する

上記でイメージを膨らませたユーザー、シチュエーションに対してコア機能を検討していくのですが、今回私が着目した点は下記です。

偶発的な報酬をユーザーが得られる、または実感できる機能

偶発的な報酬と言われるとギャンブル的な要素を感じますが、要するに必ずもらえるよりも、もらえるかわからないけどもらえた方が人間嬉しいよねということです。

今回でいうと、保証されてない「勝ち負け」、うまくいくかわからない自分のプレーといったところです。

重要なのはサッカー/フットサルをすることだけではなく、活動を通して緊張感とワクワク感を得られるか

サッカーやフットサルはプレー自体も楽しいですが、試合前の緊張感や試合に向けて準備することの充実感も醍醐味の一つです。

なので、通勤時間に週末の試合を楽しみにできる仕掛け、お昼休憩をただ休むのではなく小さくても試合に向けた調整をする時間にしてもらえるような仕掛けが実装できれば良いかなと思います。

企画をぐちゃぐちゃ書いといてよかった

現在、企画を日々練り直して開発を続けています。ただベースとなっているのは8月に考えたこれらのポイントです。

だんだんデプロイ納期も迫り、技術的な難易度も上がってきました。「これはもういいかな。。。」そんな気持ちが芽生えることもあります。

ただ、最初に作ったこの企画書を見返すことでコンセプトをブラさずに作り続けることができています。

時間はかかりましたが、しっかり言葉にして文字にして企画を考えたこの期間は本当に大事だったなと思います^ ^