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B2Bビジネス成功の秘訣である業務委託の使い道を正しく理解する
今回は大人気ビジネスの業務委託の使い道について語りたいと思います。
『できないこと』
『やりたくないこと』
そんなことを誰かにやってもらう時に役立つのが業務委託ですよね。
業務委託は当たり前のように存在するビジネスの一つで、至るところで使われています。
ビジネスに疎い方に向けて、分かりやすい業務委託の例を一つ挙げましょう。
動画サイトを使った企業PRやエンターテイメントコンテンツの提供をする場合、元となる動画が必要ですよね。
今の時代、スマートフォンなどで簡単に動画を撮ることはできますが、多くの人に見てもらうためには動画制作は欠かせません。
一度でも動画制作を行ったことがある方は分かると思います。
動画の切り出しからテロップや音入れなど、一定品質のものを作るとなると、撮影から編集まで多くの時間が取られます。
高い動画制作スキルがあれば作成時間は短縮されますが、そもそも動画制作ができない人は動画制作専門の外部業者やフリーランスの人を頼るしかありません。
そこで、動画制作の業務を外部に委託する必要が出てくるわけです。
自分で動画制作をできるのであれば、外部を頼る必要はありません。
しかし、動画制作の仕事よりも収益性を出せる人も一定数存在しますよね。
そんな時は外部業者に業務委託を頼んだ方が結果的にお得だったりします。
これは掃除代行で考えると分かりやすいです。
高単価のITエンジニアにオフィスの掃除をさせたとします。
しかし、ITエンジニアの本業は掃除じゃないですよね。
仮に掃除が得意なITエンジニアがいたとしても、オフィス掃除専門の業者に業務委託する方が安上がりです。
逆に言うとITエンジニアには、高単価に見合う仕事をしてもらわないといけません。
このような人を使う視点での損得勘定は、とても大事で意外と見落とされがちなんです。
長年経営者をやっている人だとしてもそれは変わらず、どんぶり勘定で判断することが多かったりします。
大した話じゃないように思えますが、そこにはビジネスの根幹があって、そこを極めている人は業務委託だけで採算が取れるビジネスを作っているんですよね。
具体的な例を挙げるとこうです。
動画制作を委託し、動画サイトを運用を委託し、広告収入で利益を出す
商品仕入れを委託し、ECサイト運用を委託し、販売売上で利益を出す
SNS運用を委託し、アフィリエイトなどで利益を出す
これらを全部自分でやろうとすると時間的制約で身動きが取れなくなりますが、業務委託や従業員を上手く使うことで、自分の時間的制約を緩和させることができます。
そして事業が軌道に乗って、事業が大きくなればなるほど、売上や利益も比例して多くなっていきます。
『儲かる仕組みを作り、人を使って損しないように運用することで利益が残る』
それを理解している起業家は、仮説検証をたくさんこなして事業の芽を作ろうとしてますよね。
実際の話、事業の芽を作るのは大変ですし、損をしない仕組み作りも大変です。
まともな利益が出る事業を作るということは、思った以上に大変なことなんです。
そんな苦労を乗り越えた事業の柱はとても貴重で、会社の人員総出で事業が倒れないように支える必要があります。
しかし、それを理解していない決裁者は、安易に業務委託先を選んだりするので、せっかく出た利益を高い委託料で食い潰したりします。
逆に委託料が安すぎるところを選んだ結果、委託した業務を処理できないという問題も出ますよね。
ここまで見て分かる通り、良いビジネスを開拓できたとしても、間違った委託先を選ぶと損失を抱えることになります。
そこで大事なのが業者選定です。
優秀な委託元は業者選定が的確です。
そんな経験と蓄積によって、コストパフォーマンスに優れた会社を複数抱えていたりします。
そして業務委託案件が出たら、優れた会社同士で競わせて納得の価格で業務委託契約をするんですよね。
どの業者が優良なのかというのは、ネットで探しても出てくることはないので、実際に契約して使ってみるか、実際に使ってみた人の感想を聞かないと分かりません。
ビジネス的に語ってしまうと難しく感じますが、美味しい飲食店探しだと思えば簡単です。
グルメレビューサイトを見れば、コストパフォーマンスに優れたお店を見つけられるのか、というとそうでもないですよね。
実際には、自分で食べに行って美味しい店かどうかを確認するか、グルメな知り合いから教えてもらうしかないはずです。
自分で美味しい店を探すということは、それだけ多くのハズレ店舗を引くということでもあります。
そうやって時間を掛けて集めた情報は貴重で、なかなか表には出てきません。
仮に表に出てきたとしても、一見さんお断りの可能性もありますからね。
これがビジネスの奥深さでもあります。
そろそろまとめに入ります。
業務委託を上手く使いこなせるというのは、色んな規模の案件に対応できるということです。
しかも、綺麗な利益を出しながら。
そんな人材がいたら引く手あまたですよね。
ということでこの話は終わりにしたいと思います。
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