地下室のヘンな穴 ジャンル不明な怪作
「地下室のヘンな穴」を鑑賞しました。
めっちゃ変な映画でした。
ユーモラスな雰囲気の作品ですが、結構難しいところやホラーな部分もありました。
今回の記事では、考察を交えながら「地下室のヘンな穴」の解説をしていきます!
STORY
この微妙過ぎて細かすぎる不思議な現象がいったいどんなドラマをうむのでしょうか…。
予告では、コメディなのか、ホラーなのか、サスペンスなのか、ジャンルすらわかりません。
ホラー映画なのか??
なんと、公式サイトには「ホラー風予告」がありました笑
私が実際に観た感想としては、
「時計じかけのオレンジ」に1番近いのかなと思います。
時計仕掛けのオレンジとの類似点
「時計仕掛けのオレンジ」もジャンルが非常に決めづらい作品です。
サスペンスなのか、SFなのか、社会派ドラマなのか…。
といったところです。
「時計仕掛けのオレンジ」は、矯正プログラムによって、非行少年が矯正され、暴力をふるえなくなるとともに、大好きな音楽も聴くことができなくなるというニッチな設定により、ドラマチックに物語が展開します。
「地下室のヘンな穴」は、12時間進んで、3日若返るという設定により、人の変化をドラマチックに描いています。
これまたニッチな訳です。
どちらにも共通して言えることは、人間の欲をくすぐる絶妙な設定であること。
非行少年から暴力をなくす。
ちょっとながらも、若返りの糸口を掴む。
どちらも一見、おいしい話に思えますが、そこから徐々に広がっていく歪み。
これを絶妙に表すことに成功しています。
結論、「時計仕掛けのオレンジ」が好きな人には、「地下室のヘンな穴」はかなりおすすめの作品だと言えます!
「蟻」の表すもの(ネタバレ)
ここから先はネタバレを含みますので、鑑賞済みのかたや、興味のある方のみお読みください。↓↓↓↓
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「地下室のヘンな穴」に関する考察をお伝えしました。一見コミカルな映画のようですが、実は社会的で、哲学的なメッセージのこもった作品なのであります。
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