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『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』劇場公開記念 見どころ紹介
映画「ロッキー4」が『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』として、42 分の未公開シーン×4K デジタルリマスター×ワイドスクリーン×5.1chサラウンドで帰ってきました!
35年以上の時を経て、再上映となった今作に対するスタローンの思いや、見どころをたっぷり紹介します!
‖STORY‖
王者アポロ・クリードとの戦いを経て、チャンピオンとなったロッキー・バルボアの前にソ連から“殺人マシーン”イワン・ドラゴ が現れる。ドラゴとの激戦によって、ライバルであり親友のアポロを失ったロッキーは、対ドラゴ戦のため、ソ連へ乗り込むが…。
そういえば、私が初めて鑑賞したのは、深夜放送の「ロッキー4」だったような気がします。正月の深夜ってなぜか洋画やりがちですよね。
それで私は今、ロッキー大好き人間になったので、4から観るのもあながち間違ってないのかも。
やはり、心の底からオススメしたいのは「1」ですが。
https://www.three-minutes-philosophy.com/rocky-resurrection/
なぜ再上映?
はじめに、再上映の理由について解説しておきます。
過去作のブラッシュアップ
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シルベスター・スタローンは、長い間、自分が理想とする作品に作り直したいという想いを持っていた。コロナ禍で時間が出来たスタローンは、すべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけ徹底的に見直した。そして、王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当て、物語を再構築。
あらたな作品を撮影する時間がなかったため、過去作のブラッシュアップを試みたという訳ですね!
流石はスタローン。努力家です。
公開35周年
また、本来公開の予定は、2020年だったそう。「ロッキー4」公開35周年に合わせて完成させたのですが、公開には間に合わずといったところでしょう。
以下、スタローンからのメッセージです!
ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。何故このシーンを使っていない?当時の俺は何を考えていたんだ?って凹むこともあった。今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ(笑)。前の「ロッキー4」を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ。今回、新たに『ロッキーVSドラゴ』として生まれ変わった。タイムマシンに乗るようなこのチャンスを得たことに感謝している。オリジナルが作られてから35年の間に、僕はたくさんのことを経験し、生きてきた。僕は変わったし、映画も変わった。そして、この作品は「ロッキー」に関わった全ての人に敬意を示している。『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。それでも『ロッキーVSドラゴ』は一層大きくなった。オリジナルは1:85だったけど今回はワイドスクリーン。音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。俺は耳がおかしくなったのか?と信じられないくらいだよ(笑)。
スタローン自身の成長とともに、ロッキー4も生まれ変わったと。
さらに、最新技術も加わったから、楽しみにしてくれよな!
要約するとそんな感じです。
ハードルあげあげ!楽しみですね!!
気になる「ロッキー4」との違いは?
ここからは、気になる「ロッキー4」との具体的な違いをお伝えします。
ネタバレが気になる方は飛ばしてください。
42分の未公開シーン
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今作の宣伝として、42分の未公開シーンがよく取り上げられています。
本作の上映時間はおよそ94分。「ロッキー4」の上映時間は91分。
ほぼ同じ時間です。
なのに、42分の未公開シーン????
半分くらい未公開シーンになっちゃうけど、大丈夫??????
という疑問を抱いたロッキーファンは私だけではないはず。
雪山のシーンはちゃんとあるのか…?
JBは歌ってくれるのか…?
様々な不安がよぎりますが、どうぞご安心ください。
ちゃんと押さえるところは押さえているし、むしろ感動は濃い目になっていました。
カットされたシーン
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まず、冒頭がかなり大きく違います。
3から繋がりを持たせるのは同じなのですが、3のラストシーン、アポロとロッキー二人っきりのスパークリングシーンがカットされています。
また、ロボットのシーンもありません。
あのロボットは無きものとされてるため、ロボットの登場シーンは全カット。
また、ソ連のドーピングを仄めかす発言や、怪しいトレーニングシーン、記者会見の侮蔑が過ぎる発言はカットされています。
この辺りの配慮は、時期が時期なので、とてもいいと思います。
アポロの試合前の二人の会話、カタツムリ云々もカットされています。
まとめると、
●ほのぼのしたシーン
●ロッキーの軽口や、アポロの失礼過ぎる発言
●ソ連への侮辱と取れるシーン
はカットし、より物語に厚みを持たせているような印象でした。
追加されたシーン
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こちらはブログで!ファン必見。観にいくかどうかのご参考に。
『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』の見どころ
ここからは、見どころと解説をお伝えします!
スタローンの肉体
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私はロッキーシリーズを全て鑑賞していますが、スタローンの肉体が最もシェイプされているのは間違いなく今作です。
男は憧れ、女はウットリするようなそんなカッコいい仕上がりです。
脂肪ゼロ、本物のアスリート級のスタローンの肉体をご堪能下さい。
きっと筋トレしたくなりますよ!
くれぐれも、雪山でスタローンが見せる、足をゆっくり降ろす腹筋トレーニングは慎重に行ってください。
あれは腰を痛める危険が非常に高いです笑
1985年のアメリカとソ連
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「ロッキー4」の公開年である1985年はというと、ソ連とアメリカの長きにわたる「冷戦」が終着に向かい始めた年です。
1985年にゴルバチョフが指導者となり、1989年に事実上の「冷戦終結」となります。
その事実を受けると、ラストのロッキーのスピーチも大きな意味を持つことがわかりますね!
デュークの名言
アポロのセコンドであり、ロッキーと共にリベンジに挑む、名脇役「デューク」
ロッキーの中で、結構好きなキャラクターです。
そんな彼の名言を最後に。
「NO、PAIN!!」
「おまえが持っているすべてのパワー、そして愛、全てを出し切れ!」
こんなことリングサイドでいわれたら、頑張っちゃいますよ…。
名セコンドですわ。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は物語が軽く見える部分を大胆にカットし、その結果、アポロとロッキーの友情の厚さをよりよく描いていました。
泣けますよ!
ただ、私はロッキーファンなので分かりましたが、もし、新規で観にいく場合は、せめて3は観た方がいいかも。(できたら1・2も)
ブログでは更に詳しく情報をお届けしています。ぜひ遊びにいらしてください。