「素晴らしき哉、人生」こぼれ話
知れば知るほど好きになる!
映画「素晴らしき哉、人生!」
鑑賞されたことは、ございますか??
私は大好きな作品で、これまで何度か鑑賞したことがございます。
白黒の映画っていうと、古いイメージが強く、楽しめるか不安で、若い映画ファンにとっては、何となくハードルが高い印象があるのではないでしょうか?
でも、白黒の時代の映画って、とんでもない作品が数多くあるんですよね。
観ないのはとってももったいないと思います。
私は、この作品に感動したことをきっかけに、白黒映画に抵抗がなくなりました。
フランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演。
とても心温まる作品です。
泣けるシーンが何度もあります。
特にラストはもう、たまんないです。
今となっては、名作映画の一つとして挙げられる今作ですが、実は公開当初はそこまでヒットしなかったことをご存じでしょうか?
公開当初はいまいちふるわなかった
「素晴らしき哉、人生!」はアカデミー賞にノミネートこそされたものの、受賞を逃しています。
フランク・キャプラ監督は、自身の集大成であると感じた本作の製作にあたって、会社を設立しました。
しかし、思ったよりも興行収入が伸びずに、なんと会社は倒産してしまいます。
当時のアメリカは、第二次世界大戦の終戦に関心が集まっていました。
そのため、「我等の生涯の最良の年」のような、帰還兵にスポットをあてた作品がウケた時代だったんですね。
それに対して「素晴らしき哉、人生!」はというと、戦争に行かなかった主人公のドラマが主題の作品だったので、アカデミー賞受賞を逃したという訳です。
そんな本作がなぜここまで人々に愛される作品になったのかというと…。
テレビ放映で名作に
こちらの内容はブログにて!
きっと「なるほど!」と思っていただけるかと思います👇
アメリカの良心
フランク・キャプラ監督の作品は、良きアメリカを象徴するような主人公が登場するパターンが多いです。
本作ではジェームス・スチュアートがそれにあたります。
実際にジェームス・スチュアートは”アメリカの良心”という肩書を持つほど愛される俳優です。
カッコいいですよ~。
ほんともう、大好きな俳優です。
背もめっちゃ高いんですよね。
2m近くあるのではないでしょうか。
蛍の光
「素晴らしき哉、人生!」は、"Auld Lang Syne"という曲を皆で歌いながら幕を降ろします。
これ日本の「蛍の光」と全く同じメロディーなんです。
もともとは、"Auld Lang Syne"がアメリカから日本へ渡ってきて「蛍の光」になりました。
「蛍の光」というと、卒業式やお店の営業終了など、別れや終わりのイメージが強いですよね。
しかし、アメリカやこの曲が生まれたとされるスコットランドでは、全然違います。
旧友と再会し昔を偲びつつ杯をあげようという歌詞なのです。
auldは、oldを
langは、longを意味します。
新年を迎える前や、祭事など、様々な場面で映画のようにみんなで歌い上げる曲だそうです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「素晴らしき哉、人生!」のこぼれ話をお伝えしました。
本当に素晴らしい作品で、真面目に生きることへの勇気をもらえます。
未見のかたは是非一度ご鑑賞あれ!
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