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「タイムワープをご存じか?」忘れられない3つの思い出

映画館で歌って踊ったこと、ありますか。

私には、三つほど忘れがたい映画体験があります。

一つは生まれて初めて洋画「スター・ウォーズ」を観た時のこと。

もう一つは東京の目黒シネマで「ニュー・シネマ・パラダイス」と観た時のこと。

そして最後は京都みなみ会館で「ロッキー・ホラー・ショー」を観た時のこと。

初めての洋画「スター・ウォーズ」

私が初めてスクリーンで洋画を観たのは、「スター・ウォーズ エピソード1」でした。

私が住んでいたニュータウンに、複合的な商業施設が建設され、その中に映画館もあったのです。

家族みんなで、「スター・ウォーズ エピソード1」を観に行きました。

当時小学生だった私は、圧倒されました。

それまで、映画館ではドラえもんとか、ジブリを観た経験はありましたが、洋画はテレビでしか観たことがありませんでした。

アナキンが自分のような少年だったこともあり、大興奮。

それから数日はスター・ウォーズカレーや、スター・ウォーズふりかけばかり食べていたような気がします。

今になって思えば、ダースベーダーのオリジンとなる、複雑なストーリーだったのですが、人生初めての「スター・ウォーズ」だったので、そのあたりは全くわかりません。

しかし、アナキン少年のスカイ・レースや、ジェダイのライトセーバーなど、幼い私を夢中にさせるにはその迫力やワクワク感だけで充分でした。

今でも洋画が好きなのは、きっとこの時の体験が大きく関わっていることでしょう。

目黒シネマの「ニュー・シネマ・パラダイス」

大学生になってからは、さらに洋画の世界へ染まっていきました。

たくさんのDVDをレンタルし、毎日のように映画を鑑賞していました。

中でもハマったのが、「ニュー・シネマ・パラダイス」で、いつか死ぬまでに映画館で観たいなと思っていました。

時を経て、アラサーになった私。

上京し、東京のミニシアター巡りが趣味となっていました。

そしてとうとう、目黒シネマにて、「ニュー・シネマ・パラダイス」を観られることに。

「海の上のピアニスト」との二本立てでした。

観客の中には、自分より若い人も数名おり、『あの子たち、めちゃくちゃ泣いちゃうだろうな…、途中で顔見てやろう』とか思っていました笑

しかし、結果的に、私は嗚咽する程泣いてしまい、周囲を観られるような余裕はありませんでした。

というか、絶対にあの日の目黒シネマでは一番泣いていたと思います笑

本当に、映画館で観られてよかったです。

京都シネマで「タイムワープ」

映画「ロッキー・ホラー・ショー」は、観客参加型の映画の元祖であることをご存じでしょうか。

元々はロンドンで行われ、今なおたまに参加型の上映があります。

この参加型の上映、映画のスクリーンの前、舞台上に俳優が上がって、人物にツッコミを入れたり、ミュージカルのように同じ演技をしたり、観客にダンスを煽ったりするのです。

映画「ウォールフラワー」を観ると、一番その様子がわかりやすいかと思います。

私は京都みなみ会館で、一度この参加型の上映に参加しました。

もう、めちゃくちゃ楽しいです。

踊れるところは、何が何でも踊る。

拍手もする。

大声で笑う。

こんなにだれかと一緒に映画を楽しんだ経験は、ありませんでした。

みんなで歌って踊る「タイムワープ」最高でした。

またどこかで開催されるといいなぁ。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

私にとって忘れがたい、三つの映画館の思い出をお伝えしました。

旬なものを観るよさも。名作をリバイバルで観るよさも。やかましく観るよさも。

映画館には、底知れない魅力がありますね。


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