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「私を野球につれてって」ミュージカル2大スター共演の隠れた名作
2大スターが魅せる、軽快なミュージカル
映画「私を野球につれてって」を鑑賞しました。
フランク・シナトラとジーン・ケリーという、歌って踊れるミュージカルスターが共演した作品です。
今回の記事では、「私を野球につれてって」の見どころを解説します!
STORY
架空のプロ野球チーム、ウルウズの選手であるエディー・オブライアン(ジーン・ケリー)とデニス・ライアン(フランク・シナトラ)の2人が主役。2人はシーズンオフの間は舞台芸人でもある。 チームに新しいオーナーが来ることになり、それが女性(K.C.ヒギンズ(エスター・ウィリアムズ))であることが判明すると悩みの種も増える。 そのうち、デニスは彼女に惹かれるが、同時にエディも彼女に惹かれる。 また、その頃デニスは熱烈的なファン(シャーリー・デルウイン(ベティ・ギャレット))に追い回される。 その後、彼らは、相手チームに巨額の賭け金を投じているギャングたちと戦うことになる。
シナトラとジーン・ケリー
やはり今作で一番注目すべきポイントは、フランク・シナトラとジーン・ケリーが共演している点にあるでしょう。
私は映画でシナトラを観たのは初めてでした。
とても2枚目なんですね。
ジーン・ケリーのダンスもキレキレでカッコいいですし、ショーマンと野球選手という、大谷翔平もびっくりの二刀流設定も面白いです。
2大スターが共演している割には、あまりメジャーな印象のない今作ですが、ある曲がとても有名なのです。
有名なあの曲
タイトルにもなっている「私を野球につれてって」という曲がとても有名です。
映画よりも、曲の方が先に生まれています。
1908年に作られた曲で、女性が男性に「私を野球につれてって」とお願いするような歌詞になっています。
日本では芦田愛菜さんが出演する車のCMでお馴染みですよね。
アメリカでは、今なお野球スタジアムの7回表終了時に歌う習わしがあります。
7回表終了時に、この曲に合わせて背伸びや運動をして観戦で固まった身体をほぐします。
これを「セブンス・イニング・ストレッチ」といい、1910年にワシントンで行われた公式戦開幕試合でウィリアム・ハワード・タフト大統領が7回の攻撃時に背伸びをして立ち上がったのを見て、ファンがそれをまねしてこの楽曲を歌ったことが由来だといわれているんですよ。
豆知識
ここからは「私を野球につれてって」の豆知識を3つお伝えします。
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