天使の涙 キャラクター解説
WKW4K特集にて、「天使の涙」を鑑賞。
これまで観た、恋する惑星、花様年華、2046のどれよりも、変わった内容でした。
雰囲気や美しさを楽しむ作品だとは思うものの、キャラクターを掴まないと、なかなかにしんどい映画です。
そこで、今回の記事では、キャラクターの概要にスポットをあてて解説します。
キャラクター紹介
主要4人のキャラクターを紹介します。
モウ 金城武
「恋する惑星」と共通点はあれど、別人です。
「パイナップル缶詰」というキーワードが登場しますが、全く違う意味を持ちます。
「天使の涙」では、昔、期限切れの「パイナップルの缶詰」を食べたせいで話せないという設定のキャラクターです。
話せないため、よなよな営業を終了した店に不法侵入し、脅迫して人を呼び込み、お金を稼いでいます。
彼をどのように観るかが最大のポイントです。下記にて解説。
ウォン レオン・ライ
殺し屋です。
彼は「殺し」専門。
下見や、ターゲットを決めるのは「エージェント」が担当します。ウォンの部屋の清掃も「エージェント」の仕事の一部。
どちらかというと、対等というより、「エージェント」に雇われている「殺し屋」のように捉えるよいです。
「殺し屋」がパフォーマンスを発揮できるように、住まいも提供。掃除もやっておきますよ的な。
住み込みの「殺し屋」ですね笑
「エージェント」とは会わないことが彼の流儀でしたが、次第にその関係が崩れていきます。
何となく自分の正体につながるような痕跡を「エージェント」に残すようになっていきます。
エージェント ミシェール・リー
「エージェント」は依頼の際、ターゲットのことを「友人」と呼びます。
暗号です。
「エージェント」の方が、「殺し屋」に惹かれている度合いが強いです。
「エージェント」が雇い主という点を意識すると、最後のミッションの意味が分かってきます。
退職を希望する「殺し屋」を惚れた「エージェント」はどのように扱うのか。ここに注目です。
金髪の女 カレン・モク
パンチの強いキャラクターですが、一番つかみどころがない。
しかし、これまた金城武同様、カギとなるのが、
「恋する惑星」の金髪女性とは違うという点です。
あれはブリジット・リンが演じていたので。
そこさえ押さえておけば、OKです。
奔放で謎の多い、キャラクターです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「天使の涙」のキャラクターを紹介しました!「恋する惑星」で登場したした人物とは違う点が最大のポイントです。
後はわかる範囲で物語を理解し、俳優陣やカメラワークの美しさをご堪能あれ!
ブログでは更に詳しく情報をお届けしています。ぜひ遊びにいらしてください!
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