「違う冬のぼくら」(ゲーム感想)


注意
ネタバレを多く含みます。これからプレイする方は読まないでください。前情報なしでプレイすることを強く推奨します。


Switchにて「違う冬のぼくら」をプレイしました。
普段「スプラトゥーン」や「アソビ大全」を一緒にしている友達と、何か新しいゲームやりたいよねと言う話になり、オンラインでゲームを探すことに。
初めは「ピコパーク」でもやる?と話していたのですが、どこか哀愁漂うパッケージに惹かれて購入。

前情報は「2人で協力するパズルゲーム」とだけ。
どんな感じなのだろうと、ワクワクしながらゲームを始めました。

ゲームを始めると、主人公らしき男性が現れます。電車に揺られる1人の男性。男性が10歳だった時の、とある冬の出来事を懐かしむような、そんなシナリオが進み、回想に入ります。

回想シーンに入り、1番最初に思ったこと「か、かわいい〜〜!!!」
私はドット絵のゲームが大好きでなので、キャラデザは勿論のこと、回想シーンに入るまでの文章が小説を読んでるかのようで、この時点で既にドンピシャに刺さっていてテンションが上がっていました。
2人の少年が公園でゲームをやっているシーン。
なんのゲームかと思ったら「パケモン」。
いや、ポ◯モンやないかい!とツッコミを入れながらもストーリーを進めました。

序盤の途中、このゲームの醍醐味でもある2視点で世界観が変わる場面。私は、ロボットの世界でした。ゲームのあらすじを読んでいなかったので、ここでは2人とも視点が違うことに気づかず。
「動物だ!!」みたいなことを友達が言ったので、「確かに動物に見えなくもない」など会話をしながら、今考えるとなんでここで気づかなかったのか謎ですが、まぁこれを動物と捉える価値観があってもいい。などと、思っていたのであまり気にせず割と中盤まで進むことに。

途中から、缶だのライオンだのの話でようやく見てる世界が違うと知ることに。

終盤、語り合う少年たち。正直グッとくるものがあった。この作品が小説だったとしても多分好きになってると思う。

全体を通して見ての感想
幼少期の友達と大人になってからもずっと友達のままでいられる確率はごく僅かで、大人になればなるほど価値観も変わってくるものだし、疎遠になる人の方が多いけど、このゲームを一緒にプレイした中学からの友達みたいに、古くからの友人との縁をずっと大切にしていきたいと思えた。最高のゲームでした。

近いうちに、新作が出るらしいのでそちらもとても楽しみです!

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