【内服薬の変更】自己免疫疾患(指定難病)とともに生きる (26) - JANGAN MALU-MALU! Living with an Autoimmune Disease
【内服薬の変更】
膠原病内科の主治医による前回の診察から3週間後の2024年11月28日、そしてさらに2週間後の12月12日、診察が続いた。
血液検査でのフェリチン値(臓器の炎症により著しく高くなる、基準値の約1.5倍)やKL-6値(間質性肺炎の炎症により高くなる、基準値の約2.3倍)はさらに高めで高止まり、なかなか改善がみられない。自覚症状としても、間質性肺炎によるせきが止まらず、少し動くと息があがるので、まだまだ心配である。
内服している免疫抑制薬があまり効いていないかもしれない、ということで、内服薬の種類を変更することになった。現在、ステロイド内服(プレドニン(プレドニゾロン)12.5 mg / 日)、免疫抑制薬(プログラフ(タクロリムス)6 mg / 日)に加えて、もう一種類の免疫抑制薬(セルセプト1,000 mg / 日、その後増量して1,500 mg / 日)が追加された。これで症状が改善していくことを願いたい。今後改善がみられないようであれば、さらに別の免疫抑制薬の点滴治療なども検討することになるかもしれない。
ステロイドは副腎から作られる副腎皮質ホルモンの一つで、身体の中の炎症を抑えたり、身体の免疫力を抑制したりする作用をもつが、副作用も多いため長期の服用には注意が必要である。長期の目標としては、ステロイド内服をなるべく減量し、最終的には内服しなくても良い状態までいけたら良いが、まだまだそこまでは長い時間がかかるのだろう。
私の場合、ステロイド内服プレドニン(プレドニゾロン)の内服量は、入院した当初の60 mg / 日から少しずつ減量し、退院時には半量以下の20 mg / 日、その後順調に7.5 mg / 日まで減量したが、症状がかなり悪くなってきたためいったん増量し、その後は12.5 mg / 日の状態が1か月以上続いている。
毎日のステロイド内服が半年以上続いているが、私の場合は幸い、副作用は多くは表れていないようである。気になる副作用としては、血圧が普段よりも高くなっていることと、顔が丸くなるムーンフェイスで、久しぶりに会った知人から「顔の雰囲気が変わって、誰だか分かりませんでした」と言われた時には、そのことを強く自覚した。
まだまだしばらくは、症状の変化を注視しながら、様子をみていくことになる。
(つづく)
(カバー画像:現在毎日服用しているステロイド内服薬と免疫抑制薬)