
(番外編)渡りの前に
フィールドに出かけると初対面の方に話しかけられることが多いのはなぜか。
特に20代の頃は鳥に逃げられるといった不都合に困っていたので、当時IGで交流のあった画家さんに「鳥見中なので静かにしてほしいと伝わるような絵を描いて欲しい」と依頼したのが、現在プロフで使用している絵になる。
もう10年以上経過しているのでシワを足さないといけないけど、初心を忘れない意味でも大事に使用させていただいてます。
基本的に探鳥時は一人で行動していることは前の記事で書かせていただきました。
それも話しかけられやすい、一つの要因かもしれません。
ただ、そのせいで勘違いされたことがあります。
神社の近くの林の中を探鳥してたときに良からぬことを考えている人に見えたようで、心配した神主さんに声をかけられました。
「鳥を見てました」と説明しても、見えない相手にとっては不思議な人に見えてたのではないかと思います。
命に関わることじゃないと分かってからは、たまにお会いしても見守ってくださっています。(感謝)
ネットで検索してみると「HSPの人はよく話しかけられる」といった記事を目にしました。
(HSPは「繊細さん」として浸透している。)
試しにネットのHSP診断テストを受けてみたら、私は中度のHSPらしい。
自覚はあったので、サクサク解説へ進む。
HSPの特徴として
・物事の考えが深い
・刺激に敏感である
・共感しやすい
・感覚が鋭い
らしい。
要はバードウォッチングに向いた性格ってことですかね。笑
感受性豊かと捉えるか、神経質かと捉えるかはその人次第ですが、ならばプラスになる方を選択したいところ。
HSPが敏感だと解説されてのとおり(?)私は警戒心も強い気がするので、気質が影響してるとはどうも考えづらい。
皆さんは初対面で声をかけるタイプですか?

フィールドに出かけると初対面の方に話しかけられることが多いのはなぜか。
考えてしまった原因がある。
以下の話は、悪口ではないので誤解しないように読んでいただきたい。不快に思われるかもしれませんが、女性の一意見としてご覧ください。
これは先日の話。
普段どおり鳥見を楽しんでいた時に、おそらく私と話をするために待たれていた1人のおじさんが居ました。(面識の無い方です。)
その方は自然を見ているようでこちらの様子を伺うような視線を向けてきます。それに嫌な気配を感じ、私は自己防衛モードオンに。
10mくらい先でタバコを吸いながら立っており、駐車場に戻るためにはその道を避けて通れず、仕方なく進むほかありませんでした。
そして安全な距離を保つために対向車線側に横断しようとしたところ、いきなり「なんか撮れた?」「さっき何か撮ってたでしょう?」と話しかけられました。(この時5m以上離れています。)
「いいえ」と軽くあしらって歩くスピードを上げましたが、背後から「今なんか鳴いてたよね?」「何か居るんだよね?」と大声で話しかけてきました。
(もう怖かったので無視です。すみません。)
おじさんは目的の鳥が撮れなくて、少しでも情報が欲しかったのかもしれません。
ですが、その後も撮影している脇を車で徐行されたり、急に停車したり。
もはや鳥屋のフリした不審者だったのでしょうか。
人に追いかけられる野鳥の気持ちが分かりました。

同じ目的や趣味を持つにしても、初対面で友達ではない。境界線が薄い人も居れば、私のようにパーソナルスペースを守りたい人も居る。
ともかく、初対面の方に自分がどう見えるのか分からないので難しいけど、鳥見中に人に話しかけられない方法を模索している。
・・・どれだけ単独行動が好きなんでしょうね。笑
人の話を聞く機会が多い仕事なので、休みの日で頭のキャパをリセットしたいんです。
?
もしかしてこの何も考えないようにしてることが、何も考えてないような人に見えてしまう原因でしょうか。
今日は多少スリリングな話になりましたが、フィールドにも危険が潜んでいることや初対面のマナーについて考える機会になったと思います。
そろそろ渡るであろうベニマシコのように、私も異動に備えます。
立つ鳥跡を濁さず。
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