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文脈読まないと👵/SNSは人間図鑑🍂
YouTubeのコメント欄が興味深い。
視聴者の様々な共感は心が和むし、洞察力や巧みな言語化にほれぼれする投稿に出会うこともある。
冷静な批判コメントには、学びがある。
けれど、良質の発信が、的外れの、憂さ晴らしとしか思えない罵詈雑言を受けることもある。都知事選前後には、呆れるほどの暴言が降り注いだ候補者もいた。
いわゆる"アンチ"には、パターンがある。
👎短く、感情的でロジックは無い
👎嫉妬心が明らかな上から目線の物言い
👎本質を取り違えており、噛み合わない
👎発信者のひとつの言葉に執拗に拘る
👎暴言吐きつつ、繰り返しやってくる
YouTubeは興味があるから覗くとは限らない。粗探しという楽しみ方もあるようだ。
世の中には、文脈を読めない人が一定数いる。ひとつのフレイズに、猫じゃらしのよう飛びつく。取り違えて捉えていることに気が付かないから、どこまでも噛み合わない。
👯♂️"石丸構文"が話題になった時、ふかわりょう氏のXへの投稿「石丸さん、Subway注文できるかな?」にひと騒ぎ。石丸ファンは"見下している!揶揄だ!"と憤り、石丸アンチは大喜び…
いきり立ってふかわ氏を攻撃した君、勘違いして溜飲を下げたあなた。ここはクスッと笑うところでしょう。知的な"返し"の達人、ふかわ氏の諧謔を愛するものとして、伝わらないのはもどかしい。
あまりに的外れで酷いコメントには、チャンネル主が気の毒で、思わず説教したくなる。だけど無駄とわかっているし、キリがないのでお節介はしない…ごくたまに、やる👵
使ったことはないけれど、匿名掲示板Xは、アメリカに次いで日本人に多く利用されているらしい。面と向かっては言わないであろう、現実社会では決して表出出来ない感情を、吐き出せる場所。周りに気遣って言葉を飲み込みがちな、我々日本人向きなのか?
SNSでの罵詈雑言は、日頃溜まった鬱憤のガス抜きの役割をしているのかも知れない。相手は誰でも良い。目に付けばスイッチが入って追い回す。健康的とは言えない対処法だ。誰かを貶めるつもりでも、実は貶めているのは投稿者自身なのだ。
ネガティブな執着から自分を解放してあげなよ、と老婆心ながら思う👵
🐻 🦌 🐶 🦝 🐥
生き物系のYouTubeがよく上がってくる。大切にされ、幸せそうな生き物を見ると、心が和む。発信者の人間性も垣間見られて、学びが多い。
9月26日のハリケーンで甚大な被害を受けたアメリカノースカロライナ州。いつもPatrickの庭にやってくる野生動物達は無事だったか。案じつつ外出から戻るとテラスに見知らぬ熊がいる(彼は来訪者をすべて見分けて名前を付けている)。慌てて逃げる熊に主は呼び掛ける。"No, no! It's OK! " 立ち止まって振り返る熊。
森に帰る後ろ姿に"Come again,anytime!"
野生動物との、この距離感。いいなあ☺️
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Come again, anytime!
狩猟生活を送る東出昌大氏が、仕留めた獲物を丁寧に捌いて調理し、豪快に喰らう。鹿肉を運びこんで相撲部屋の力士達に振舞いもする。臭みが強いのは、きちんと処理をされないからで、狩られた上にそんな扱いを受けた動物が「可哀想だ」と呟く。飼い犬への眼差しも温かい。
狩猟仲間として彼を受け入れた、地域の人々との交流。カメラマンとの打ち解けた会話のやり取り。読書家の東出氏の知的で丁寧な語り口。服や鍋の繕い、薪割りから家造りまで、ひとりで何でもこなす逞しさ。
折角素敵なチャンネルなのに、何だこの、コメ欄の風紀委員の多さは💢!
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東出氏に恋してる女子❤️
4匹の柴犬と暮らす御夫婦。こんなにも感情豊かな生き物だったかと、感嘆しながら視聴している。ワンプロしたり、愛しみあったり、怪我や病気になった兄弟を労ったり、嫉妬したり、おもちゃのこだわりがあったり…飼い主の観察眼と、溢れる愛情にも圧倒される。
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山の畑で7羽の鶏を飼う男性。鶏社会の序列争いや、雄が雌に示す気遣い(見つけた🦗を食べずに雌を呼ぶ / 雌が食べる間周囲を警戒…)、🐣が成鳥になるまでの親鶏の献身…もうびっくりである。
主人公は鶏達、と舞台中央に放ち、自らは黒衣に徹して献身的に駆けずり回る。若くて生真面目なのに、昭和の親父ギャグもちょいちょいかます、愛すべき飼育者である。
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夜は羽の下で温めて寝かせた 雄のチャボ
一家をまとめる 剽軽で心優しいボス
どの発信者も、生き物を人間の下に見ておらず、人間同様、それぞれの流儀と意思を持つ存在としてリスペクトし、愛情を注いでおられることに心から共感出来る。
共感のやり取りができるのもコメ欄の楽しいところ。過日、🐣飼育者への投稿にコメ欄最多の👍303🎶
Yay❗️