【読書感想】『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』
イタリア映画と聞いて、何を想像するだろうか。『ニュー・シネマ・パラダイス』や、『ライフ・イズ・ビューティフル』、昨年から続くロシアのウクライナ侵攻を機に上映された『ひまわり』、あるいは『鉄道員』等々、人によって想起する作品は色々だろう。
そんな映画大国・イタリアの映画史をコンパクトにまとめてくれるのが本書『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』だ。
サイレント時代からネオレアリズモ、そして現代まで、沢山のイタリア映画の取り上げながら解説されるイタリア映画の歴史。読んでいると、まだまだ観ていない沢山の映画を観たくなってくる。
イタリア映画に少しでも興味がある人にとっては、欠かせない一冊だ。