PERFECT DAYSを観て
大きな展開もなく淡々と過ぎていく、まさにPERFECT DAYSの名に相応しい映画。
とても好きだと感じたが、観終わってすぐにはなぜ好きなのかわからなかった。頭の整理も兼ねて、感想を書いた。(ネタバレを含む可能性があります)
まず、タイトルやビジュアルから連想される「何気ない日々の小さな幸せ」という話ではない。
主人公・平山はトイレ清掃員としての毎日に満足している。音楽は昔から同じいくつかのカセットをローテーションしている。毎日決まった工程を丁寧に着実に繰り返すことが彼に