(H32) 今知っておくべきiPaaSとは?~今後成長間違いなしのデータマネジメント領域について徹底解説!~-1 (2020.2.25) by Supership group より抜粋加筆しました。
⑴ 以下のようなデータ管理において困ったことはないか?
①利用するツールがどんどん増えて、管理に工数がかかっている
②商品の販売管理・在庫管理・購買管理など、
複数のシステムを使っているがデータを一ケ所にまとめて管理したい
データベースや利用するツールが増えるので、以下が懸念されます。
ⓐ管理対象の増加やパイプライン構築による工数の増加
ⓑアクセス制御やデータ統合の煩雑化による事故の増加
ⓒデータの管理対象が増加すると、データの抽出に対応するエンジニアの管理工数が増える。
本来注力すべき作業への時間がかけられない
⑵ 「iPaaS」とは?
integration Platform as a Serviceの略。
異なった環境下にある複数のアプリケーションを横断し、データ管理やシステム間ワークフローの構築をすることで、
システム環境が複雑化したりするのを防ぐことができるサービスの総称です。
ガートナー社のレポートでは以下に述べられています。
企業は、従来の統合方法やオンプレミスの統合テクノロジーでは、以下を十分にサポートできないと認識しています。
①デジタル時代の課題を克服する
②統合の複雑性や普及性
③俊敏性や価値実現
多くの企業が、以下に魅力を感じて、エンタープライズiPaaSの購入を加速化しています。
Ⓐ統合の迅速さ
Ⓑ使いやすさ
Ⓒクラウド中心のユースケース対応
Ⓓこれまで個別のオンプレミス製品でしか実現できなかった機能を、1つのプラットフォームで実現可能
Ⓔサブスクリプションベースの価格設定による導入コストの低下やIT運用コストの低下をはじめとした、金銭的なメリット
iPaaSは、
分断された多様なシステムの接続・統合を実現するプラットフォームです。
システム間の連携を媒介することで、システムの統合やデータの共有を可能にします。
⑶ 米国インフォマティカは以下に発表している
「2018年の世界iPaaS市場における収益の18.3%を獲得した」
市場規模はおよそ16億9,000万ドルにのぼると推測できます。
徐々に日本製のiPaaSも登場しており、これから普及していくことが予想されます。
現在、どの会社でも見られる点在化されている社員の情報。
以下のことが出来たら、素晴らしいです。
「会社に関わる全ての情報をデジタル化し、企業データとして統合管理する」
しかし、中国では、
WeChatが便利すぎて、仕事でも使用しています。
そして、それは個人的なアプリのため、
WeChatでやり取りしているデータは、すべて個人のものです。
会社のものではないので、
退職時には会社へ返却する義務がありません。
ここに在中国日系企業の問題点があります。