【読書】エッセイから学ぶ暮らしのかたち
今日も今日とて、いわた書店から届いた一万円選書の本を読んでいます。
宮下奈都さんの『神さまたちの遊ぶ庭』
宮下さんの本は初めて読んでいますが、柔らかくもくすりとさせたり、ホロリとさせたりするテンポの良い文章で、すでにファンです。
選書をしていただくカルテに都会暮らしの漠然とした不安と、田舎暮らしへの憧れを汲んで選んでいただいたのでしょうか。
内容が今の気分にドンピシャです。
宮下家の日常をエッセイにしたとのことですが、なんてドラマチックなのかと通勤途中で何度も感動しています。
日常を描いたエッセイから気づきや学びを得ることは多い。
都市と田舎
自然美と厳しい自然
小さなコミュニティの温かさと狭すぎるコミュニティの濃すぎる人間関係
子どもたちの成長と親離れしていく寂しさ
まさにポラリティ(対極)を考えるのには絶好の1冊です。
田舎暮らしに憧れるあまり、知ってはいたけど目を瞑っていたところにも正直に光を当てているようで、それが私にとってはとてもありがたかったです。
宮下家、ぶっ飛んでてサイコー!
トムラウシ、行ってみたーい!
やっぱり一度は東京を出てみたい!
そう思いを強くさせられた1冊です。
いいなと思ったら応援しよう!
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。