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エスプレッソの歴史
イタリアのカフェには欠かせないエスプレッソ。その歴史は意外なことから始まります。
もともとは1806年にナポレオンがイギリス製品をボイコットする大陸封鎖令を発したことから、フランスでコーヒー豆が極端に不足。それを補うためにフランスでは代用品としてチコリでコーヒーを入れてみたり、イタリアでコーヒーの量を少なくするデミタスを出すカフェがローマで出始め、貴重なコーヒーを大切に楽しむ文化が広がり始めます。
その後1901年にルイジ・ベゼラが圧力をかけて抽出するエスプレッソマシンの原型を開発しました。そしてこのマシンの特許を取ったデジデリオ・パボーニが1906年のミラノ万博に開発者の名前を冠した「ベゼラ」として出品したのがエスプレッソの起源とされています。彼が設立したパボーニ社は現在もエスプレッソマシン製造の老舗メーカーとして、多くのファンがいます。
その後1933年にフランチェスコ・イリーが現在のエスプレ祖マシンの主流となっているセミオートマチック式の機材の開発に成功。このイリー氏、日本でもおなじみのイタリアのコーヒー豆メーカーilly社の創業者なのですが、実はイタリア人でなくハンガリー人。日本語では‘イリー’と呼んでいますが、ハンガリー語では‘イッリ’と発音するのが主流です。
他にもイタリアのエスプレッソマシンのメーカーとしてLA CIMBALI社が有名です。
BicerinではこのLA CIMBALI社のエスプレッソマシンを熟練のバリスタが操り、皆様のエスプレッソを抽出しています。
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