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Bicerinのイタリア語講座 パスタの名前で覚えるイタリア語-Ⅰ

さて、前回のイタリア語では男性名詞と女性名詞の勉強をいたしました。
次はそれを踏まえた語尾変化の例をわかりやすくパスタの名前を使って勉強しましょう。

スパゲッティ/spaghetti 
まずはパスタといえばスパゲッティ。語源は紐(spago)という単語からきています。
実は、このスパゲッティですが太さによって呼び方が違います。今回はこの太さの違いに注目したイタリア語の活用法です。

スパゲッティの太さ違いには
スパゲットーニ/spaghettoni
スパゲッティ/spaghetti
スパゲッティー二/spaghettini
と太い順に3段階あります。

ここではspaghettiを基準に
oni-男性形(one-女性形)→大きい
ini-男性形(ine-女性形)→小さい
という語尾変化をしています。

ちなみに、spaghettiより細い同形状のパスタに

フェデリーニ/fedelini 糸(filato)+小さい(ini)が語源。spaghettiとspaghettiniの中間。
カペっリーニ/capellini 髪の毛(capello)+小さい(ini)が語源。spaghettiniより細い。
などがあります。

これらの活用は他のパスタなどでも使われることがあり、断面が楕円形の形状になると、

イタリア語講座②-スパゲッティ

リングイネ/linguine 舌(lingua)+小さい(ine)

この場合語源のlinguaが女性形ですので語尾はine になります。
少し複雑ですがリングイネの細いものも食感が良いことから、イタリアでは好んで食べられます。

リングエッティーネ/linguettine 舌(lingua)+小さい(ine)+小さい(ine)
ここまでくるとちょっと大変ですね!!

イタリア語講座②ーリングイネ

他には、ラビオリ。
これは、詰め物をしたイタリア餃子のようなパスタの総称で、通常は平たい形状(四角か丸)のものを呼びます。

ラビオリ/ravioli

イタリア語講座②ーラビオリ


ラビオローニ/ravioloni

ラビオローニは文字通り大判のラビオリのことを指します。

イタリア語講座②ーラビオローネ


また、直径2〜3cmの太いマカロニで

リガトーニ/rigatoni 筋の入った(rigate)+大きい(oni)

というものがあるのですが、こちらで出てくるrigateは、ショートパスタのペンネにソースが良く絡みやすいように表面に筋を入れた、
ペンネ リガーテ/penne rigate(筋のはいった)
というタイプのものに‘大きいもの’という語尾変化のショートパスタです。

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このように食べ物の名前でイタリア語を覚えていくと、面白いですね!広報担当者としても、少しイタリア語がしゃべれるようになった気分です。


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