「トップガンマーヴェリック」を見たら別の映画を思い出した件
ずいぶん前になるんですが、配信で「トップガンマーヴェリック」を見たんですよ。それで思ったのが、「トップガン」の続編というより「メタル・ブルー」のリメイクみたいだな、と。
「メタル・ブルー」ご存知でしょうか?以前はけっこう地上波で放送されていた映画です。冷戦終結後の世界情勢を背景に、中東某国の核開発を阻止するため米ソ合同で核施設を破壊するためのミッションが計画されるものの、両国の様々な立場の思惑が絡んで・・・、という作品。
<本当は「トップガンマーヴェリック」を見終わってすぐに感想を書きたかったのですが、時間が開いてしまったので書きたいことが半分くらい抜けてしまったし、記憶違いもあるかもしれませんが、とにかく続けます。>
まずバビロン作戦をモデルにしたような核施設爆撃作戦が共通です。敵レーダーをかいくぐるため、まるで「エースコンバット」シリーズのような渓谷ミッションが立案され、その困難な作戦のための特訓とパイロット達の諍いと団結に長い時間がかけられるのも共通です。
渓谷ミッションはエースコンバットみたいと書きましたが、この演出の元祖は「スターウォーズ」1作目(エピソードIV)のデススター攻撃シーンでしょうかね。もっと先行する作品があれば、教えていただければ幸いです。
「メタル・ブルー」にも地上ミッションはあるんですが、「トップガンマーヴェリック」の地上パートとは全然似てないですね。主人公が撃墜されてからは「メタル・ブルー」と似ている部分はほとんどなくなります。
敵国がF-14を装備しているということで、イランがモデルだと思い込んでいたので、降下した先がうっすら雪の残る針葉樹林だったのに驚きました。そこにやって来るハインド!携行対空火器が普及してからは、やられメカ的な存在になった感があるハインドですけど、手元にスティンガーがない状態で現れるハインドは実に恐ろしいですね。絶望しかない、という感じでした。
今回最大の敵は名称の出てこない「第5世代戦闘機」です。前作「トップガン」でも架空の戦闘機Mig-28が米海軍の主力戦闘機F-14を凌駕するかもしれない戦闘機として描かれていましたが、今回の「第5世代戦闘機」は主人公たちのスーパーホーネットでは全く歯が立たないほどの高性能機と説明されています。その割には主人公たちはトムキャットとスーパーホーネットで片付けてしまうんですけどね。後詰で助けに来る戦闘機までスーパーホーネットだったのにはちょっと「F-35Cはー?」という気持ちになりました。
F-35Cは公開当時、まだ空母に配備されていなかったんでしたっけ?とか思っていたら、先日公開されたばかりの動画でも艦上はF/A-18ばかり(ぬるオタなのでホーネットとスーパーホーネットの区別はつきません)でF-35は映ってないですから、出てこなくても不思議はないのかな?とか、詳しい人なら即答できそうな疑問で頭グルグルさせたりしていました。
Allied fleet, led by ITS Cavour and the USS Dwight D. Eisenhower. Bonjourno! 🇺🇸🇮🇹 pic.twitter.com/e7qHo4O1tt
— Chowdah Hill (@ChowdahHill) June 10, 2024
以上、なんとなく思いつくままつらつら書き連ねてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。ついでに本業のサイトもご覧いただければ幸いです。
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