マガジンのカバー画像

九段下パルチザン / ビブリオテーク・ド・キノコ・マガジン

九段下の図書室・ビブリオテーク・ド・キノコを主催するふたりが発行する書籍と読書・蔵書に関するマガジンです。購読後1ヶ月無料で読むことができます。 新しく入庫された本や、最近読んだ…
週にいちど以上更新されるノートを1ヶ月分300円で読める定期購読マガジンです。1ヶ月無料で試すこと…
¥300 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

二〇二〇年最後の告知/パンデミックの下で読んだ本|weekly vol.085

二〇二〇年最後の告知/パンデミックの下で読んだ本|weekly vol.085

今週も、うでパスタが書く。
本当は先週で年内は終わりにしようと思っていたのだが、「今年はもう終わりです」という告知記事すら書く時間がとれず一週間が経ってしまったので、告知をweeklyでやるということになった。これで年初はちょっとゆっくりさせてもらう。

まず告知であるが、このエントリーをもって年末の休みはなくなった。
その代わり、正月休みが以下のように設けられる予定である。

2020年1月2日

もっとみる
パーティーの終わりと文明のリヴォルヴ。|weekly vol.084

パーティーの終わりと文明のリヴォルヴ。|weekly vol.084

今週は、うでパスタが書く。

歌舞伎町にただひとつ残っていた行きつけのバーが閉まった、という話を書いた。
いままでにもなかったことではないが、いつもと違うことはふたつ。
僕にはもう行くところがないということと、店を切り盛りしていたふたりとは、いつでも好きなときに会えるということだ。

今回は誰も死ななかった、と思っていたらどうやらひとり亡くなっているそうだ。僕のほかにはただひとり、その店を開店から

もっとみる
エンド・ポイント/旅は終わらざれども weekly vol.083

エンド・ポイント/旅は終わらざれども weekly vol.083

今週は、うでパスタが書く。

今年も終わりが近付いてきた。
しかしそうはいっても今年はもっと大きなものがいくつも終わってしまった年なので、今年それ自体が終わることなんかもうどうでもいいという感じだ。

だいたいパンデミックは文字どおり今年から来年を「貫く棒のようなもの」として継続することが確実だが、それでもバンドに喩えればこの夏にベーシストが抜けてサポートメンバーとなっており、秋に出したアルバムは

もっとみる