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【スペイン】体力オバケが行く、冬のスペイン旅行記⑤〜ガウディに浸るバルセロナでの1日観光〜
Hola! Soy Bataco! (皆さん、こんにちは。ばたこです。)
この旅行記は、【体力オバケである私・ばたこが毎日25,000歩、体力の限界まで楽しんだスペイン旅行を綴ったもの】です。
スペイン旅行を検討中の、体力オバケ仲間さんにも、優雅な旅を目指している皆さんにも、旅のプラン作成の参考になりますよう、ばたこ的ポイントを入れて紹介していきます♩
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【旅程】
Day 1 : シカゴ→スペイン・マドリード (飛行機)
Day2 : マドリード → グラナダ (飛行機)
グラナダ観光
Day3 : グラナダ 「アルハンブラ宮殿」観光
グラナダ→マドリード (電車)
Day4 : マドリード1日観光
Day5 : マドリード→バルセロナ (電車)
バルセロナ観光
Day6 : バルセロナ1日観光
Day7 : バルセロナ→マドリード→シカゴ (飛行機)
☀️前日のバルセロナでの半日観光(グエル公園・カサ・バトリョ)を綴ったnoteはこちら↓
旅行記最後は、バルセロナでの1日観光をお届け🎵
ガウディの傑作を駆け巡っていく!
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9:10~11:45 サクラダ・ファミリア 見学
この日は、バルセロナの主役、サクラダ・ファミリアを朝から観光していきます。1882年に建築家・ガウディにより建築が開始され、着工から約140年経っても完成しない、未完の世界遺産『サクラダ・ファミリア』。それでもガウディの最高傑作と言われています。
では、なぜこんなにも建築が長期化してしまっているのか?
それはガウディは元々図面に残すことよりもスケッチや模型を作って表現することを好み、ガウディの死後、資料が少なかったこと、またその資料の多くもスペインの内戦により焼失してしまい、残されたスケッチ1枚と模型のみで手探りで建設されてきたからだそう。
ガウディの没後100年にあたる2026年に完成するのではという噂もありましたが、2026年には「イエス・キリストの塔」が完成予定だそうで、すべての完成は2034年ごろと言われています。
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生誕のファサード側が綺麗に見えます
帰る頃には人でいっぱいでした
チケットは、内部の見学とタワー(2つのうちどちらか1つ)に登ることができるものを購入。今回はチケットが残っていた「生誕のファサード(Tower on the Nativity Facade)」に登ってみることにしました。
サクラダ・ファミリアは、入場もタワーに登る時刻も共に時間指定されています。入場してからタワーに登るまで時間があるので、生誕のファサードを先に見学をしていきます。
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まずは生誕のファサード。本当に細かい装飾に驚きます。一つ一つがキリストの物語の場面になっており、何度もオーディオガイドを聞き直して、装飾を確認しながら楽しみました。まさに「圧巻」という言葉が似合うファサードです。
生誕のファサード側を堪能し、ついにサクラダ・ファミリアの中に入ります。
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それでも青とオレンジが綺麗
もちろん外から見ても大きいのですが、入るととても高い天井に大きなステンドグラス、今まで行ったどの大聖堂よりも美しく、凛とした雰囲気があるように感じました。
入ってから約30分で生誕のファサード(塔)の見学時間が来たので、エレベーターで上まで上がります。
生誕のファサードはキリストの誕生の喜びを表現したファサードで、ガウディが自ら指揮し、唯一完成を見た塔だと言われています。(なので古い!)
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と言っても外を見学できるエリアはここ(建物にかかる橋?)だけ。
人がすれ違うのもやっとの道から見学します。
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朝イチはゆっくり立ち止まってみることができました
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隣には果物のオブジェがすぐそこに!
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もちろんまだまだ建築途中。工事の皆さんがいたり、足場も組まれています。この風景が見れるのもあと10年!(短いのか長いのか…?)
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そして見終わると、帰りは階段で降りていきます。この階段がなかなか怖い…高所恐怖症の人は難しいかもです。ばたこも少し怖かったです、、、
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ファサードの見学は約25分程度。ファサードを降りてから、また内部の見学を行います。
聖堂全体を支えている柱は太く重厚感がありますが、圧迫感はなく、一つ一つが木のようになっており、まるで森の中にいるような気分になります。まさに、唯一無二の大聖堂です。
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そして日が昇るにつれて、差し込む光は変化していきます。早朝は、淡く儚げだった光も、お昼前には強く、キラキラとステンドグラスから差し込みます。まさに幻想的でした。
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受難のファサード側に出ると、入り口(生誕のファサード側)とは違った彫刻が広がっています。
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大きすぎて写真に入りきりません
受難のファサードは、ガウディのスケッチを元に、カタルーニャ出身の彫刻家・ジュゼップ・マリア・スビラクスがデザインをしました。(少し個人の色を入れすぎて、賛否両論があったようですが、現在では彫刻への理解が進み、受け入れられているそうです)
細かな装飾が目を引いた生誕のファサード側とは違い、直線があり、すっきりとした印象があります。こちら側を見ると、また逆のファサードが見たくなり、両サイドを行ったり来たり。笑 なかなか全て見終わりません。
しかし、ランチを予約していたので、サクラダ・ファミリアを見納めて次にいきます。また、生きているうちに完成を見に来れますように…!(生きているうちに完成しますように…!)
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身近に素晴らしい世界遺産があるのは素敵なこと
ばたこ的ポイント
☑︎ チケットはオンラインのみ!決済できないクレジットカードもあるので、出発前に自国で購入するのが◎
☑︎ 朝イチは人が少なくておすすめ。ただし日が差し込む時間帯の方が、ステンドグラスは綺麗
☑︎ 携帯にサクラダ・ファミリアの専用アプリを先にダウンロードしていくと良い。オーディオガイドはアプリから聞きます
☑︎ オーディオガイドを聞くためのイヤホン(携帯用)はマスト!
12:00 お散歩しながらバルセロナ凱旋門
ランチのお店まで電車と徒歩で向かいます。
歩いていると中華街なのか日本人街なのか、アジア系のお店が集まったエリアを通ります。お店には若い方も多くいて、日本文化の浸透を感じます。
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そしてもう少し歩くと、バルセロナ凱旋門なるものが…!
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パリの凱旋門とは規模感が違いますが、青空に赤門がとても映える!アコーディオンを弾く人やそれを聞きながら読書する人など、地元の人に愛されている場所のようでした。
12:30~13:45 人気店「カサ・ロレア」でランチ
お店を目指して素敵な小道を歩いていきます。ヨーロッパの街並み、大好物!
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本日のランチのお店「CASALOLEA (カサロレア)」です。
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カサロレアは可愛いパッケージのサングリアブランドが運営している、バルセロナでは有名なタパス屋さん。予約必須のお店。(ネットからも可)平日のお昼に予約してみましたが、この日は予約まではいらなかった様子。それでも予約席もたくさんあったので、閑散期以外は必須かな。
席は、名前入りの可愛い看板でキープされていました。可愛いし、嬉しい!みんな写真を撮っていました。
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お目当ては、トリュフのパスタリゾット!
こちらは本当に美味しくて驚きました!!お米ではなく小さなパスタで作られたリゾットは初めてでしたが、このパスタの弾力感とトリュフが合う〜!口いっぱいに広がるトリュフでとても幸せになりました。
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量を見て他も追加しようと思ったのですが、やはりトリュフリゾットは一人で食べるには重め笑 皆さんは他のものも頼んで、リゾットはシェアするのがおすすめです。
あまり食べるチャンスがなさそうだったので、ここでデザートとしてカタルーニャ地方発祥のデザート「カタラーナ」を注文してみました。見た目はクリームブリュレですが、少し温かくて思ったよりあっさりしたお味。ただ、私の苦手な「何か」がいて二度目はいいかな〜という感じでした。(今でもあの味の正体を考えていますが思いつきません。香草…?セロリ…?)
ちょっと好みが分かれそうなお味でした。レシピを調べて見ましたが、特別なにか入れる感じではないようなので、お店ごとの味なのかも。
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近くには音楽堂もあり、ランチ、ディナーにはぴったりの場所です。
14:00~16:30 爆速買い物タイム
カタルーニャ音楽堂を見学しようか迷いましたが、お土産が全く買えていなかったので、この時間に重いもの(オリーブオイルなど)を買い、ホテルまで一度戻りました。お土産やお店の詳細は別で投稿予定です。
16:45~18:15 期待を超えた「カサ・ミラ」見学
前日に「カサ・バトリョ」で大満足していたため、あまり期待していなかったのですが(ごめんなさい)、結果的にはカサ・ミラもとても良くて「行って良かった〜!」となりました。
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THE ガウディ作品と言えるような曲線の美しいこちらの建物は、1906年から1912年にかけて建てられました。実業家・ミラ氏の家のため(カサ=家)『カサ・ミラ』と名付けられ、現在も4世帯が暮らしており、一部のみが一般公開されています。
ここでは携帯型のオーディオガイドを借りて、見学スタートです。
まずは中庭。全ての部屋に光が届くように設計されており、部屋やベランダ、装飾に対してまでも曲線が多く取り入れられています。
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中は当時の部屋が再現されていましたが、私が1番印象に残ったのがこの屋根裏部屋。カサ・バトリョでも同じような曲線のある屋根裏部屋がありましたが、カサ・ミラにも同じように取り入れられています。
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カサ・ミラの屋根裏部屋には、多くのガウディ作品の模型があり、一つひとつ、どのようにガウディが着想を得たのかなどの説明があり、見応え抜群でした。
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わかりやすい説明でゆっくり楽しめます
サクラダ・ファミリアやグエル公園に行く前に見ていたら、見方が少し違ったかもしれません。独創的な建築に込められたガウディの想いを知ることができる展示ばかりでした。よくわかる解説、オーディオありがとう〜!
最後に、ガウディこだわりの屋上にも行ってみます。こちらは床も曲線です笑 煙突や通気口もオブジェの一部となっています。
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ちょうど夕方の美しい時間帯で、黄昏ばたこ。「もうバルセロナとお別れか〜」と少し寂しい気持ちになります。
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最後にグッズショップに立ち寄りました。スペインのグッズショップはどこもセンスがいい。カサ・バトリョはポップでおしゃれなテイストでしたが、こちらは大人おしゃれな感じ。アメリカにもこのおしゃれ感、取り入れてほしい。
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18:30~21:00 追い込みの爆速買い物タイム
ゴシック地区を中心に、お土産を探していきます。お目当ては、バルセロナのマグネットとスペイン食器です。
手書きでカラフル、電子レンジで使えるカタルーニャ食器を探しまわり、可愛いものを見つけて自宅用に購入♩
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マグネットはこれだ!というものに出会えなかったのですが、思い出に1ドルで一つ購入しました。こちら、まさかのチラシに包むスタイル。笑 1ドルなので文句言いません!!
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探索途中で最後のチュロスを購入。小さいお店ながらひっきりなしに人が訪れる繁盛店。とろみのあるホットチョコに揚げたてのチュロスが激うまでした。
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住所はこちら:Baixos, Carrer dels Banys Nous, 8, 08002 Barcelona, スペイン
そしてブケリア市場を通ってみましたが、閉店間際で店仕舞いしているお店も多かったです。気分だけ、来たぞということで。
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そして21時ごろにお店はほぼ閉まってしまうので、スーパーに寄ってホテルに戻りました。トリュフリゾットが重かったのでしばらくお腹が空かなかったのですが、ホテル到着前に「やっぱりお腹すいた!」となって、ローカルケバブ屋さんでケバブを購入。アメリカだとタコスばかりなので、パンに挟まれたケバブは久しぶりで美味しかったです。満足!
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***
夜はゆっくり寝ようと思っていたのですが、ここで乗るはずだった飛行機に乗れないことが発覚。別ルートで帰る方法を探しまくり、お昼すぎに出発する予定が、早朝出発しなければいけなくなりました…。
翌日行く予定だったベーカリーも諦めることに…そして寝る時間もないことが発覚。急いで荷造りを始めて、ホテルをチェックアウトします。深夜のバス停まで10分程度歩き、空港までのバスを待ちます。(私は怖い思いはしませんでしたが、朝方は安全のためタクシーが良いかもです。)
あっけないスペインとのお別れ。
帰りはバルセロナからマドリード、マドリードからシカゴの便を乗り継いで帰国。慢性的な寝不足だったので、帰りの便は写真も撮らず、ひたすら寝て帰りました。
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ちなみにマドリード空港はとても広くて、乗り継ぎや荷物検査に時間がかかるので、余裕を持った旅程をお勧めします(乗り継ぎの時間がなくて、ひたすら走った人がここにいます)
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この写真を撮るまでは、ヤバさに気づいていませんでした
次はもっと余裕を持った乗り継ぎにします(誓い)
スペイン楽しかったな〜!余韻までが旅行の醍醐味。
長らく旅行記にお付き合いくださりありがとうございました。もう少しスペインのまとめを投稿して、アメリカの投稿に戻ります。
Muchas gracias!
ばたこ