最近読んだおすすめの本 とにかく仕組み化 ── 人の上に立ち続けるための思考法
カウンセリングを生活の一部に。
ayakoです。
今日は「最近読んだおすすめの本」という
お話です。
著者の安藤広大さんは株式会社識学の代表取締役社長さん。
識学は主に企業へ組織コンサルティング、研修等を行っている会社です。
組織など多くの人たちが集まる場では、
ルールがないとめちゃくちゃになってしまうことがありますよね。
日本では車は左車線を走る
エスカレーターは主に関東では左側に乗る(歩く場合は右側)、関西では右側に乗る(歩く場合は左側)
このようなルールを私たちは守って生活しています。
安藤さんは本の中で、
組織で人の上に立つ人、立つべき人に向けて仕組み化の大切さを伝えています。
組織を仕組み化するには3つの重要なポイントがあります。
・責任者と権限を決める
・期限を守る(期限がない仕事はありえない)
・そうれんそう(報告、連絡、相談)を徹底する
例えば、
多忙な日々が続いているAさん、明日ある大事な顧客を招いての会議の資料をまだ終わらせていないとします。
大事な顧客との会議なのに・・・と、会議に参加する人たちは困ってしまいました。
ここで考える必要があるのは、
・資料作成または会議実施の責任者は決まっていたか
・Aさんから多忙な日が続き、資料作成が難しいと相談はあったか
・資料作成依頼がAさんにあった際、依頼者は作成期日を伝えたか
です。
責任者の役割の1つに会議に関わる資料、会場準備など全ての項目において進捗確認があります。
何が準備ができていて、何が遅れているか、
これらは「ほうれんそう(報告、連絡、相談)」が社内で徹底できていたら確認することができますね。
そして責任者がAさんに依頼をする際、
「15日の14:00までにドラフト(下書き)を提出、17日の10:00までには完成させるように。」
と期日を明確に伝えます。
そうすることで、Aさんは期日に間に合わそうにないことに気づき
責任者に相談するすることができ、
責任者が誰か別の社員にお願いをしたり手伝うよう指示することができ
直前になっても資料が完成していないという状況にならなかったかもしれません。
大切な会議があるのに資料作成ができていない。
皆はAさんが悪い、とAさんを責めてしまうかもしれません。
でも組織では「人を責めない、ルールを責める」。
ルールが決まっていると、皆がストレスを感じることなく
円滑に業務に取り組むことができますね。
私もこんな場面が遭遇したら、
改めて組織内の仕組みを見直していきたいなと思いました。
では、また。
ayakoでした。
カウンセリングを生活の一部に。
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