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騒音。稽古場レポートより0116

『騒音。見ているのに見えない。見えなくても見ている!』について、どんな舞台かわからない、とよく言われます。確かに。つくっている私たちも、どんな舞台になるかよくわかっていません。よくわからないなかで日々稽古をしている訳ですが、ある人から、関係者向けの稽古場レポートがめっちゃおもしろいと言われました。意外でした。毎日稽古が終わってへとへとになり、今日も取れ高ゼロですか…、というしょぼんとした気持ちで書いていることがほとんどだったからです。確かに、稽古場でのトライ&エラーを公開することって今までなかったと思います。地点の舞台はいつでも細部までつくりこまれている印象かと思いますし、強固なコンセプトに基づくプラン通りの作品と思われる方もいらっしゃることでしょう。でも実際には、当然のことながら、そんなことは全くありません。というわけで、稽古場レポートを転載しながら、創作の様子をお伝えできればと思います。

みなさま


お疲れ様です。
先週はなかなか稽古場レポートをお送りできずにすみません。

発語のルール(お囃子と台詞の関係)をいろいろと整理中です。
先週まとめたルールと台本で、今日の稽古の冒頭に添付台本の5頁半ばくらいまでやってみた動画を撮影しましたので共有します。

https://youtu.be/4mQm1DxYBRY

まだまだ上手くいっていないところも多分にありますが、
演算の変化をカットではなくフェードでやっていくような流れになっています。
(演算に使用していた「ワクチン」「マスク」「ウイルス」「ディスタンス」という言葉が今のところ消失しています)
台詞とお囃子は共存することが前提でつくっていくことになりそうです。

また、俳優の衣装はデニム生地のトップス&ボトムスにラミー(苧麻)のスカートを履くかたちになりそうです。
シューズを履く可能性が高いです。

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