瞑想のコツ
Pay attention without any intention.
That's what silence means.
by Sadhguru
意図をせずに、注意を払う。
これ瞑想のコツというか真髄だなと思いました。
瞑想というと無にならなければいけないのに無になれない、どうしたら良いのかと、よく友人やクライアントから質問されることがあります。
私がヨガのティチャートレイニングで師匠のSri Dharma Mittraから教わったのは、私たちは瞑想をしてるんじゃない、瞑想をする練習をしてるんだということでした。それがその時、すごく腑に落ちたのを今でもよく覚えています。そしてその練習というのは、何か頭に浮かんだら、なんか浮かんでるなあ、とスルーして自分の呼吸に注意を戻すというもの。その浮かんだもの(雑念)に捉われないようにするのが瞑想の練習で、練習を積んで積んで積みまくって、ようやく瞑想ができるようになると。
それまでは私も無になんてそうなれないから私には瞑想なんて無理と思っていたけれど、その言葉にすごく納得して、それから何年もの時間をかけて瞑想の練習の精度を少しずつあげる練習をしてきました。
Sadhguruを知ったのは、長い付き合いのセラピスト友達、ロブがきっかけでした。彼はインドのアシュラムにも行ったんじゃなかったかな。それから時々思い出したようにYouTubeビデオを見たり、ポッドキャストを聴いたりしていたのですが、ロックダウンに入ってSadhguruがFBで毎日ライブ発信しているお説法を聞くようになりました。私は、普段から感じていることや心がけていることをうまく言葉にして伝えることが出来ず、もどかしい思いをよくしているのですが、彼はそれを短くてわかりやすい言葉でさらっと表現してくれるので、毎回「さすが、上手いこと言うなあ」といつも感動しています。
その中で彼が言ったのが、冒頭の言葉だったのです。
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さて、↓は彼の推奨する瞑想法です。私は普段、瞑想をする時にも誘導音声や画像などは使わないのですが、やってみたらなかなか良い感じだったので、おすすめです。1日2回48日間続けることを推奨されていますが、とりあえず1度試して見るのはいかがでしょうか。画像が英語だったのでリンクの下に、ざっくりとした説明文を付けました。よかったどうぞ。
この動画を再生しながら字幕で日本語訳が出せるように、翻訳をしました。審査が通れば字幕を出せるようになるはずなのですが、それまでの間、取り急ぎこの練習方法(というか画像)の説明を。
動画前半は練習法の説明で、3分34秒からSadhguruご本人から、再度座り方と誘導瞑想の説明があり、そのまま誘導瞑想へと入ります。
座り方は、あぐらをかいて、無理のない範囲で姿勢を正し、顔をほんの少し上向きにします。やってみると分かるのですが、この顔の角度は、自然に集中する焦点を眉毛と眉毛の間に移動させる効果があるそうです。必要に応じて背もたれを使っても良いそうですが、頭はもたれかからないようにとのことなので、壁に寄りかかる時には、背中に枕やクッションなどを入れて、頭と壁の間にしっかり隙間ができるようにすると良いかもしれません。
そして目を閉じ、「私はこの身体ではありません(I am not the body/アイ・アム・ノット・ザ・ボディ)」と心の中で唱えながら息を吸い、「私はこの意識でさえもありません(I am not even the mind/アイ・アム・ノット・イーヴン・ザ・マインド)」と心の中で唱えながら息を吐く、を繰り返します。
画像では、Sadhguruがずっと「I am not the body」「I am not even the mind」と声に出して唱えてくれていますが、英語の意味がすっと入ってこない時には、Sadhguruの声に合わせて、自分で日本語訳を唱えると良いかもしれません。
これを7分間くらい続けた後、「あーーーーー」と聞こえてくるので、一緒に「あーーーー」とおへその下辺りから声をだすイメージで言います。この時に大声をだす必要はありませんが、自分の声の振動をフィジカルに感じられることが大切だとのことなので、ある程度の声を出す必要はあります。7回繰り返します。
その後、いわゆる普通(?)の瞑想に移ります。再度、顔をほんの少し上向きにするように誘導があり、しばし無音となるので、その間に集中の状態を整えると良いかと思います。しばらくするとSadhguruがマントラを唱え始めますが、引き続き目をつぶった状態を保ちます。5分後くらいに、時間をかけて、焦らずに、ゆっくりと目を開けるようにと誘導され、最後に合掌して終わりです。
他の人がどう感じるのか興味があるので、もし試してみたらぜひコメントで教えて頂けると嬉しいです。
では!