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サーモス炭酸ボトルFJK-750の減点要素を見つけたかもしれない
どうもべっちょです。
今回も「マックデリバリーでポテナゲ特大とポテナゲ大を頼もうと思ったらポテナゲ特大2つ頼んでしまってポテトLを4個と格闘してる(現在進行形)」時に見つけた小ネタなのでそこまで長くないよ。
・これ、サーモスの開発側も迷ったんじゃないかな
あ、これの補完です。
・ねじ方向問題
あの、金工とかで二重ねじを通す時って極稀にあるじゃないですか。
受け側が通常ねじで、中通しねじが逆ねじのボルトのやつ。伝われ。
いたずら防止とかでたまに使われるんですが…
このFJK-750、中子(本記事ではせんユニット内部の構造をそうよびますね)も蓋も両方通常ねじなんですよね…
蓋回した時に一度だけ中子が外れまして。
いや、蓋を付け直して押せば良いだけだから問題なく付いたし別に良いんだけど…
・開発陣がこれに気付かないはずがない
・圧力を逃がす為には45°開ける必要がある。
・蓋と中子を逆方向のねじにすると、閉めた時に中子が外れた場合に中子が外しづらい(最奥で外れたら最悪外れない)。
・炭酸を入れる都合上、正圧がかかるので、中子をフリー機構にしてしまうとただの水筒になるのでそれも出来ない。
・そもそも、この機構で正圧を逃がすには、一定の「遊び」が必要。
・だからこそ簡単に中子が外れないようにストッパーが付いている。
と、まあこんな感じでかなり難儀したと思います。
・解消法
現状見当たりません(キッパリ)。
だって、タイガー方式はもう特許取ってるだろうし(プラットフォーム見てないけど)、蓋にねじ切ったら圧力逃がせないし。
思っている以上に炭酸飲料を密閉するのって難しいんです。
いや、密閉する「だけ」なら難しくないか。
「密閉して、開ける時に吹き出さない」ようにすることと、「密閉して吹き出さないけど、並の人間の力で開くようにした上で壊れない」ようにするのが鬼門なんです。今までは後者がスクリュー式の蓋では無理でした(俺は数年前にこの実験で、トップバリュのスクリュー式水筒1個ぶち壊して、左右の手の甲を壁にぶつけ、全身と周囲がベッタベタになりました。絶対に、絶対に真似をしないでください。やり方によっては肩が外れたり、冗談抜きで顎が砕けます。)。
だからこそ、俺はこのデメリットを甘受して有り余るメリットを感じてFJK-750を使っているんです。魔法瓶メーカーの意地の塊ですよこれ。
改良されたらそっちも買います。
おわりに
メーカーの開発陣って「相反する課題」に差し掛かった時の開発方法が企業風土(メーカーがため込んできた今までの製品に使われてきた技術)と、開発者の個性(コロンブスの卵)の融合だと思っているので、これからも期待ですね。
ではまた。
象印さん…