人を惹きつける力も遊びで養われる(育児日記)
月曜の祝日はみんな暇なのか、小2の長男と遊びたいと朝から何度も鳴るインターホン。
「もう象さん公園に行ってるよー」
「わかったー!」
うちの団地は敷地が広く、団地の中にいくつも公園があります。
今日はその中でも建物に隠れた公園で遊んでいたので、みんな見つけられなかったらしい。
それぞれの公園は、子どもたちのが勝手に名付けています。
いっそのこと、子どもの行先掲示板を玄関にぶら下げておこうかな。
大人が来たらびっくりするだろうけど。
長男は小さい頃からまったく人見知りしません。
大人でも子どもでも初対面でも関係なく、昨日も一緒に遊んだかのように話しかけて、相手から驚かれます。
そして、おもちゃなど何もなくても遊べる。
コイツと遊んだら面白い、コイツとなら新しい遊びを作り出せる、そう思わせる魅力が長男にはあるんだと思います。
遠方の公園まで家族で行っていたお友達は、いつもの公園でみんなが遊んでいることを知ると「もう帰る!」と大急ぎで帰って来ました。
どこで遊ぶか、何をして遊ぶかじゃないんです。
誰と遊ぶかが大事。
そしてこの誰かは、大人ではなく子ども同士の方が、創造的でいつまでも飽きない遊びになるんだと思います。
この「人を惹きつける力」って、大人が教えられるものではないと思います。
たくさん遊んで、喧嘩と仲直りを繰り返して、身につけていくものではないでしょうか。
大人ができることは、子どもの遊びを邪魔しないこと。
余計な手出し口出しをしないように心がけたいです。
友達にモテる経験
上に書いたような、男女関係なく友達にモテるという経験、
めちゃくちゃ大事だと思うんです。
私は子どもの頃、性格の悪い祖父母がいる家が大嫌いで、母からも褒められた記憶がありませんでした。
家庭環境がよくないのに、なぜグレなかったんだろう?
これがすごく不思議でした。
たぶんその答えは、友達からモテていたからだと思うんです。
つまり、家族から認められなくても、たくさんの友達が認めてくれたから、自己肯定感が高いんじゃないかと。
しかも、その自己肯定感の高さが尋常じゃないんです。
長男にも、私に似たものを感じます。
クラスで一番の人気者になる必要はないと思うんですよね。
何か突出したものが必要なわけでもないと思います。
一人の時間も好きだし、無理に周りに合わせることもありません。
強いて言えば、誰でも受け入れることができるくらいでしょうか。
「来るもの拒まず、去るもの追わず」の優しさと強さを兼ね備えています。
これって意外と大事なのかもしれませんね。
小さなコミュニティでいいので、素の自分が求められる場所を見つける、もしくは作れたらいいのかなと思います。
そのコミュニティは、必ずしも子どもだけではないかもしれませんね。
ただ、誰かから求められようにも、ずっと家の中にいたり、親子だけで行動していると、その機会は現れないかもしれません。
外で遊ぶって、人との関わりという意味でも、すごく大事なんだなと思いました。
<今回のポイント>
どこで遊ぶか、何をして遊ぶかではなく、
誰と遊ぶかが大事人を惹きつける力も、遊びで養われる
たくさん遊んで、喧嘩と仲直りを繰り返す
友達からモテると、自己肯定感が高まる
今回の記事で、子育てと気楽に向き合えるパパママが増えてくれると嬉しいです。
またねー。
ベテランパパ