娘のおねしょで不覚にも思い出した母の温かさ(育児日記)
うわ、またおねしょしてる。
子どものおねしょでの目覚めは最悪だ。
年少の次女はイヤイヤ期真っ只中で荒れている。
平日の幼稚園と夕方の外遊びの疲れもたまっていたのだろう。
昨日は、祝日で休みの児童センターに遊びに行きたいと散々泣き喚いて、昼過ぎに寝落ちした。
実は2日前にも次女はおねしょをした。
そんなに大量にもらしたわけではなかったので、おしり拭きで軽く体を拭いた。
「赤ちゃんが生まれたからおしり拭きがあってよかったね」
そう声をかけた。
おしり拭きはきっと、冷たかっただろう。
どうすればこうなるのか、今日は上半身までびっちょり濡れていた。
さすがに範囲が広かったので今日はシャワーで洗い流すことにした。
手で優しく体を洗い流してあげると、シャワーも娘も温かかった。
そういえば自分が小さい頃、おねしょしたら毎回母がシャワーで洗ってくれていた。
寒いしまだ眠いし、その場でさっと着替えてまた布団にくるまりたかったのに、毎回風呂場まで連れて行かれた。
そして母は、温かいシャワーで私の体を流してくれた。
あのときの温もりを、不覚にも思い出してしまった。
恥ずかしい思い出のはずが、温かい思い出にすり替えられていた。
育児って子どもに何をしてあげられるかばかりを考えるけど、自分が親から何をしてもらってきたかを思い出す場でもあるんだなと感じた。
面倒だけど、これからはできるだけ温かいシャワーで洗ってあげよう。
いつの日か、パパの温かさを思い出してもらえるように。
我が家では、おねしょをしても絶対に怒らないと決めている。
既に自尊心は傷ついているし、怒ったところでおねしょが治ることはないと思うからだ。
昨日も寝る前に聞いた。
「おしっこは行った?」
「行ったよ!」
次女は嘘をついていたのだ。
なんとなく分かっていた。行ってないよなと。
でもまっすぐ答えてるのに、疑っても無駄だろうなと思った。
無理矢理連れて行ったところで、おしっこをひねり出すことはできない。
子どもも頑張って日々生きている。
嘘をつきたい気分のときもある。
親にできるのは、せめて洗いやすい布団にすることくらいだろうか。
(子どもはたくさん汗をかくので、防水シーツは使いたくない)
そういえば、おしっこで濡れたマットレスを洗って干していると妻に言われた。
「毎回洗ってえらいな〜」
「え?毎回洗ってないの?」
「だって洗うの大変じゃん」
「そうだけど、そのために洗えるマットレス買ったのかと思ってた」
「体が触れるマットレスのカバーは洗ってるから大丈夫やろ」
「・・・。なるほど、そういうことにしよう」
(いまさら異議を唱えたところで手遅れだし。。。)
<今回のポイント>
寝る前にトイレを習慣づける
おねしょをしても絶対に怒らない
濡れた体は温かいシャワーで流してあげる
子どもも嘘をつきたいときがある
布団はカバーだけ洗えば大丈夫(!?笑)
今回の記事で、子育てと気楽に向き合えるパパママが増えてくれると嬉しいです。
またねー。
ベテランパパ
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