子どもの最良の遊び相手は子ども
みなさんは公園に子どもを連れて行ったら何をしますか?
「・・・何をするって、子どもの遊び相手に決まってるでしょ?」
そう答える方が多いでしょうか。
子どもの遊び相手
私は子どものことが大好きで子育てに大変興味がある人間ですが、公園で子どもの遊び相手をすることはほとんどありません。
なぜなら、
子どもは自分で遊びを見つけられる
子どもは一人でも楽しく遊ぶことができる
子どもは子どもが遊び相手だからこそ創造的な遊びができる
と信じているからです。
そうやって主体的に遊ぶことで子どもは自立性や社会性を身につけていくものなのではないでしょうか。
大人の関わり方
もちろん、「一緒に遊んで」と言われれば遊びますが、遊びの導入部分だけ参加し、徐々にフェードアウトする姿勢を大切にしています。
大人がしてあげられる遊びは、少なくとも私の場合、とても単調で創造性がないものになってしまうと思うからです。
なにより、子どもの遊びに付き合うのって大変じゃないですか?
しんどくないですか?
公園に他の子がいない、新しく来た公園で子どもが緊張しているという状況ならまだしも、そのへんに遊びたいエネルギーに満ちた子どもたちがわんさかいるのに、なぜ大人たちが必死になって自分の子どもとだけ遊んでいるんだろう???
特にパパたちはその傾向が強いように感じます。
子どもの後ろをずっとついて回る「金魚のフンパパ」
子どもに負けじと全力疾走している「全力パパ」
子ども向けに作られた遊具に大人がたくさんいたら邪魔だし、大きい大人が全力疾走していたら小さい子は萎縮してしまいます。
本人たちは気付かないのでしょうが、はたから見ると異様な光景に見えてしまうのは私だけでしょうか?
どちらかというと、パパの方が子どもから遊んでもらってるようにも感じてしまいます。
では、大人は何をすればいいのでしょうか?
大人は遠目から子どもを見守ったり、大人同士でお喋りをしたり、私の場合はよく読書をしたりもします。
子どもは子どもで遊び、大人は大人で遊べばいいのではないでしょうか?
公園遊びの理想
もちろん上記のような関わり方が正解だということはありません。
ただ、どういう公園遊びが理想かな?と考えてみるのは悪いことではないと思います。
子どもとボール遊びをしたい!
一緒に走り回って運動したい!
そうやって子どもと積極的に関わるのが理想と思うのであれば、それはそれですごくいいですよね。
親に全力で遊んでもらった思い出も子どもにとって大切だと思います。
子どもの相手をするのがしんどい。。。
日差しを浴びたくない。。。
疲れたくない。。。
そう感じるのであれば、「子どもの遊び相手は親がしないといけない」という固定観念を捨て、子どもだけで遊ばせるように誘導してみるのもいいかもしれません。
当たり前ですが、その方が子育てが圧倒的に楽になります。
子どももさっさと自立します。
親が何もしない方が子どものためになることもたくさんあると思うのです。
ちなみに私は、家の中での遊びは断らないと決めています。
抱っこ、おんぶ、肩車、読み聞かせにカードゲーム…
子どもと遊ぶのが悪いのではなく、親より優れた遊び相手はたくさんいるということです。
メリハリをつけて、外では友達と思いっきり遊んでほしいんですね。
<今回のポイント>
子どもは自分で遊びを見つけられる
子どもは一人でも楽しく遊ぶことができる
子どもは子どもが遊び相手だからこそ創造的な遊びができる
主体的に遊ぶことで子どもは自立性や社会性を身につけていく
大人は遊びの導入部分だけ参加し、徐々にフェードアウトする
子どもは子どもで遊び、大人は大人で遊べばいい
家の中では親子で遊ぶ機会を増やし、公園遊びとのメリハリをつける
今回の記事で、子育てと気楽に向き合えるパパママが増えてくれると嬉しいです。
またねー。
ベテランパパ