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学位記のご紹介:ロンドン大学会計学修士プログラム

こんにちは。べえたです。

これまで、このnoteでは、USCPA合格後の選択肢であるロンドン大学の会計学修士プログラムと、日商簿記検定についての情報を書いてきました。

今日は、ロンドン大学会計学修士プログラム修了後に入手できる学位記について、ご説明したいと思います。


学位記(Diploma)

学位記紹介

早速ですが、ロンドン大学 会計学修士プログラム(University of London: MSc in Professional Accountancy)の学位記をご紹介します。

こちらが、学位記になります。

サイズはA4サイズで、下の方にロンドン大学の校章がエンボス加工されています。

他の大学院と比較して、短期間で修了可能なプログラムとは言え、修了までにはかなりの時間と労力が必要となるため、学位記を得た時は感慨深いものです。

記載事項

学位記には、以下の記載がされています。


(学生氏名)

having registered with the University of London and passed the approved examinations conducted by University College London has this day been admitted by the University of London to the Degree of

MASTER OF SCIENCE
in Professional Accountancy

(Vice-Chancellor サイン)

(学位付与日)


ロンドン大学(University of London)とは別に、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London)の記載がありますね。

これは、学位の付与主体(Awarding body)と学術的指導の主体(Academic direction)の両方が記載されているためです。
この点については、別の記事で詳しくご説明したいと思います。

付属書類(Diploma Supplement)

この他に、付属書類として、以下のようなDiploma Supplementが送られてきます。

記載事項

Diploma Supplementには、以下の内容が記載されています。

  1. 氏名・生年月日・学籍番号

  2. 学位内容・プログラム・学位授与主体・学術指導主体・言語

  3. 学位のレベル(National Framework)

  4. 学習方法・プログラム構成・成績基準

  5. 学位取得後の活用方法(博士課程への進学など)

  6. その他説明

  7. 学位承認日・承認責任者

  8. 専門課程に関する情報

成績証明書(Transcript of Academic Records)

Diploma Supplementと併せて、成績証明書(Trancript)も送付されます。

各科目の受講年度と得点、取得単位数が記載されています。
得点自体は、成績発表のたびに記載がありますが、正式な成績証明書類として使用する場合には、こちらの書類を使うことになりますね。

到着までのスケジュール

ロンドン大学とのやり取り全般に言えるのですが、プログラム修了後から学位記の到着までには、とても長い時間がかかります。

公式の案内では、「Graduation documents are despatched approximately six months after your final results are shared.」との記載があり、修了6ヶ月後に学位記が発送されるスケジュールとなっていましたが、私の場合には、この期間が経っても一向に到着しませんでした。

問い合わせ窓口にメールを送っても、なかなか返事が返ってこず、あらゆるルートから何度も連絡をして、当初の予定時期の数ヶ月後にようやく学位記が到着しました。

これに限らず、大学当局への問い合わせには、なかなか返事が返ってこないケースが多いです。

このため、各種手続きには、提示されているスケジュールよりも長い期間を要すると想定することが重要であり、急ぐ理由がある場合には、自分から当局に粘り強く働きかけ続ける必要があります。

ロンドン大学の通信課程の在学者は数万人に上り、多くの学生からの問い合わせが発生するため、やむを得ない部分もあるかと思いますが、この点は、大学としてもう少し改善してもらいたいところです。

ホルダー・額縁

日本の大学や大学院の多くでは、学位記の授与と併せて、学位記用のホルダーや額縁などが贈られます。

しかしながら、ロンドン大学からの郵送物は、学位記と付属書類のみであり、ホルダーや額縁は送られてきません。

その代わり、販売業者の案内パンフレットが入っています。

学位記はA4サイズであるため、日本で販売されているものでも、代用は可能だと思いますが、公式で案内されているものを以下にご紹介します。

ホルダー購入先

ホルダーを販売しているのは、以下の会社です。

University Of London Luxury Certificate Holders – School Smart (school-smart.co.uk)

ロンドン大学の校章と大学名が表紙に印刷されており、スタイリッシュな形ですね。

中には、2種類の学位記が入れられるようになっており、畳んで閉じられる仕様になっています。

公式の大学ロゴも入っているので、個人的にはこちらが好みです。

額縁購入先

額縁を販売しているのは、以下の会社です。

Marston Events

額縁の購入時に、Institution Name(大学名)を記入することができ、それが印字されるようです。
こちらは少しシンプルな設計ですね。

まとめ

今回は、ロンドン大学の学位記をご紹介しました。

英語で通信制大学院のプログラムを修了するのは生半可な苦労ではありませんが、それだけに、学位記を得た時の達成感はひとしおです。

この記事が、ロンドン大学のプログラムにチャレンジされる方々のモチベーション向上の一助となれば幸いです。

このnoteでは、ロンドン大学会計学修士プログラム(MSc in Professional Accountancy)や日商簿記検定などについて、概要のご紹介や各種アドバイスなどを発信しています。

もしよろしければ、これまでの記事や今後の記事もご覧いただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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