【成績を上げる一番の方法は運動⁉】「運動」が勉強にもたらす効果が神すぎた。。。
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どうも、ベストスタディのやまそうです!
ON校(オンライン自律学習支援学校)、ロボット教室、学習塾を運営しています。
今回のテーマは「運動が勉強にもたらす効果」。
「集中力がぜんぜん続かない」
「どうも勉強に対して意欲がわかない」
「記憶力が悪いのか、単語が覚えられない」
勉強に関するこういった悩みは多いと思います。
これらを一挙に解決する魔法の方法、それが「運動」なのです。
勉強に「運動」がいいワケ
では、なぜ勉強に「運動」が効果大なのか、その理由を見ていきます。
※今回の「運動」とは、軽いジョギングやランニングなどの「有酸素運動」のことです。
1、集中力が増す
運動をすると「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌量が増えます。
ドーパミンは、おいしいものを食べたり気分のいいことをすると分泌され、脳がまたその行動を取るように促す役割のある物質です。
これは人が生存するために必要であり、なぜあなたがまた食事をしたくなるかというと、生きるために必要だと脳が判断しているからです。
ではなぜ運動をすることでドーパミンが出るのか。簡単に言うとこれも生きるために必要なことだからです。
人間の脳は1万2千年前からたいして変わってないらしく(※)、1万2千年前の当時、サバンナで暮らしていた人間は、狩りをするためや、猛獣から逃げるために走ることがよくありました。
※アンデシュ・ハンセンの「運動脳」より
今では走ることは健康のためであったり、ダイエットをするためですが、かつては生きるために必要なことだったのです。
だから、脳は「走ること」に対してドーパミンという報酬を与えるようになっているのです。
前置きが長くなりましたが、このドーパミンには、「選択的注意力」を高める、つまり集中力を高める効果があります。
何かに没頭していて、周りの声が聞こえなくなっていたという経験がありませんか?
ドーパミンの分泌量が増えると、周囲の雑音を消す働きが起こるためです。
脳内では、今あなたに必要な情報とそうでない情報を、無意識のうちに取捨選択しているのです。
よって運動には「集中力を高める効果」があるというわけです。
私は普段からほぼ毎日、5キロのランニングをしています。
私は勉強や作業をよくカフェでするのですが、周囲の会話やBGMがまったく気になりません。
これはまさに運動による集中力アップの効果だと実感しています。
もし集中力がぜんぜん続かないなら、20~30分軽くジョギングをしてから勉強してみましょう!
2、意欲がわいてくる
何か悩み事を抱えていたり不安があると、気分が沈んでしまい、勉強だけでなく他の事にも意欲がわかなくなってしまいますよね。
日常に支障を来すほどの気分の落ち込みや意欲低下が起こる症状を「うつ病」と言いますが、実は運動には抗うつ剤と同じ効果があるのです。
しかも、抗うつ剤による治療の場合、うつ病が再発する可能性が38%あるそうですが、運動によって治療した場合、再発率はわずか8%というデータがあるから驚きです。
つまり、運動には抗うつ剤より強力な効果があると言えます。
とかく、うつ状態とまではいかないとしても、勉強に対して意欲がわかないなら、運動をすることで劇的に改善できるのです。
3、集中力をたった5分で回復できる
人が集中していられる時間には、当然限界があります。
その途切れてしまった集中力を回復するのにうってつけなのが、運動なんです。
アンデシュ・ハンセンの「運動脳」によると、ある研究によって5分間活発に体を動かすだけで、集中力が回復するというのです。
勉強の合間に休憩を取るときは、ゆっくりするのではなく、5分だけ体を動かしてみるといいでしょう。
4、記憶力が上がる
勉強の中で暗記はつきもの。
しかし、なかなか単語が覚えられないなどの悩みは尽きません。
脳で記憶に関係する部分といえば「海馬」です。
この海馬に対して運動がもたらす効果で、驚くべき実験結果があります。
被験者を「①持久系の運動をするグループ」と「②軽いストレッチをするグループ」に分け、脳の海馬の大きさを測る実験をしました。
すると、②のグループは海馬の大きさが1.4%小さくなっていました。海馬は1年で1%ほど小さくなっていくそうなので、これは驚くことではありません。
驚くべきは、①のグループの被験者は、海馬が2%大きくなっていたという点です。
これは、運動によって海馬が1年で2歳分若返ったということになります。
海馬が大きくなると、記憶力も増します。
「記憶力は体力に比例する」と言われるのは、このためでしょう。
さらに、運動をすることで海馬の血液の流れがよくなり、瞬間的な記憶力もアップします。
実際、運動をしたあとに単語を暗記すると、してないときに比べ20%も覚えられる量が増えたというデータがあるくらいです。
5、ストレス耐性が上がる
勉強に限ったことではないですが、ストレスは大敵です。
ストレスが続くと、最悪、感情のコントロールが利かなくなり、パニック発作を起こすなど、体にもよくありませんし、なんと、ストレスは海馬を小さくしてしまうのです。
海馬はストレスによる感情の暴走にブレーキをかける役割もあり、ストレスを感じれば感じるほど、海馬がすり減ってしまうらしいのです。
よってつまり、イライラすると海馬が小さくなり、物覚えが悪くなるということです。
これは勉強にとっては最悪です。
そこで運動の出番。
運動をすると体に負担がかかるので、ストレスを感じます。
ストレスを感じたら意味がないじゃないかと思うかもしれませんが、運動が習慣化するとストレスに慣れ、次第にストレスを感じる量が少なくなっていきます。
そうなると、他のことに対してもストレスを感じにくくなるのです。
つまり運動をするとストレスを感じにくい体質となり、イライラすることが減り、海馬をすり減らさずにすむのです。
6、思春期の不安定さを抑えられる
これはおまけ程度ですが、運動をすると精神的にも安定し、思春期の子どもの不安定さを抑えることができます。
脳の育成過程の関係でこの不安定さが起こるのは仕方のないことですが、それをかなり抑えられると大きいですよね。
勉強のお悩みに「コーチング」という選択肢
「勉強しても成果が出ない」
「いまいち意欲がわかない・・・」
「どうやって勉強すればいいかわからない」
「勉強したいけど、ついついサボってしまう」
このような方には、コーチングがおすすめです。
コーチングとは、相手の主体性を育てつつ、目標達成に対するモチベーションを管理するコミュニケーションのことです。
これを「勉強」という点においてわかりやすく言うと、
「勉強をしなさい」と言ってやらせるのではなく、どうすればできるかなど勉強の管理をし、最終的には自分から勉強をするように仕向けて行くということです。
ですので、勉強コーチングでは、基本的に学校や塾のような「勉強を教えること」はしません。
「勉強する意味」「計画の立て方」「成果の出る勉強のやり方」「やる気を持続させる方法」「習慣化させる方法」などを伝えます。
コーチングを受ければ、成果の出る勉強の仕方が身につき、勉強が苦手を克服できたり、成果が出ることで勉強が楽しくなったりすることが期待できます。
また、保護者さまのメリットとして、「勉強しなさい」と言わなくてよくなるなど、お子さまの勉強に関する悩みを解決できることも期待できます。
ベストスタディでは、ON校(オンライン自律学習支援学校)を運営しています。
ON校では、今説明した「勉強コーチング」を受けることができます。
もしお子さまの勉強に関するお悩みをお持ちでしたら、ご相談だけでもかまいませんので、ぜひご連絡ください!
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