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通り過ぎゆく日常と、噛み締める平和の夏

78回目の夏が目の前を通過していく。ことしも余すところ4割ほどの日数だという。

いつの間にか、また酷暑が通り過ぎてゆく。日常の脆さを痛感しながら、この1世紀の動乱を思う。ちょうど百年前は関東大震災が、それから二十年足らずで先の大戦が、それから─── と無常が流転していく。

いまほど、平和の脆弱を再確認するときはない。しかし、いまほど、平和への思いを新たにするときもない。大したことを云わずとも、この一瞬を、切り抜けていくそういう夏の白昼夢。

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