生活都市の祭典:さいたま国際芸術祭2023雑感
大宮で開かれている催事がなにやらX(Twitter)で話題だ。
これまであまり注目されてこなかった(気がする)地元さいたまで、面白い体験をした。あまり多くを言語化すべきではないとも思うので、是非現地に足を運んでみてはいかがだろうか。
ところは大宮区役所の向い、旧市民会館の年季の入った建物を大胆に活用し、パーテーションで館内を意図的に分断してしまう。どこまでが展示で、どこまでが展示じゃないのか。こちら側に“みる”リテラシーがもとめられる。鑑賞の難しさを試されたひと時だった。
現代アートのような活動そのものはこれまであまり関心が無かったが、生活都市さいたまの実験的祭典を通じて、これからはより多くの市民への浸透が進むのだろうか。何れにしても、またとない要注目のイベントだ。