写真だらけの台湾旅行記《台北4日目》
雨降りな朝。朝市に行こうか迷ったが、小雨なので行くことにした。
地下鉄に乗って朝市へ。
「雙連朝市」
活気のある朝市。衣服からお菓子、採れたての野菜、さばきたての肉や魚まで幅広い商品。
歩行者だけでなくバイクも通行する道路。
せっかく朝市に来たんだからと、豆花を食べる。
「双連市場豆花攤」
グーグルマップで高評価だった店へ行ってみるが、少し心配になる店構え。本当にここか?と何回も地図の写真と見比べるがここで良さそうだ。
ご主人がとても良い人だった。
ホットの注文。ショウガを入れてもいいか?と聞かれるのでイエスと答える。
食事の詳細は以下に書きましたのでよかったらどうぞ。
雨で少し冷え込んでいたので温かい豆花が染みる。ショウガも入っているのでなおヨシ。
温かいご主人が作る温かい豆花。市場の喧騒を眺めながらしばし休憩。
再び歩き始める。
寺院にいた女性が中国語で何やら話しかけてくるが何を言っているのか分からず、とりあえず頷いておいた。
いったんホテルに戻り、お昼ごろ再び出かける。
今度は、新北投というところへ。温泉街らしいのだが、私が一番楽しみにしていた場所。この旅のメインディッシュである。
「新北投」
すっかり晴れてきた。
電車を乗り換え、新北投というところへ向かう。
駅を出てみるとかなり賑わっている。しかも、日本人ではなく台湾人で賑わっていた。どうやらローカルな観光地のようだ。
着くとお昼の時間。近くに美味しい店があるらしいので向かう。
「矮仔財魯肉飯」
店に着いたのは良いがかなり混んでいて、40分くらい待った。
とくにおいしかったのがこのタケノコ。
タケノコ好きなので、もっと食べたかった。食感も柔らかすぎなくて良い。
かなり並ぶけど、並ぶ価値のある店だった。
ふたたび街を歩きだす。
しばらく歩くと国立台湾図書館が出てきた。
さらに登っていくと、日本語で「ホテル熱海」と書かれた建物も見えてくる。その昔、在日本人や日本人観光客にとってもリゾート地であった可能性がある。
温泉街の入り口
足湯ならぬ「手湯」というものがあった。
手湯とは珍しい。早速やってみるが、じんわりと温まる。妙に癖になって抜け出せなくなるので要注意。
温泉街の入口からさらに歩くと湯気の上がっている場所に出る。ここが『地熱谷』というらしい。
温泉の源泉。地面から湯が湧いている地形はとても美しい。
少し下ると温泉博物館が出てきたので眺める。
台湾の歴史を眺めるということは、日本の歴史を眺めるということでもある。嫌な表現だが、台湾に来れば必ず日本統治時代に直面する。食い倒れの旅も良いが少し歴史にも思いを馳せておきたい。
ちなみに、この温泉地ができたのも日本人が関与している、というか日本人が掘り当てたらしい。こんな台湾の一温泉地であるけれど歴史は深い。
博物館から下って新北投駅の広場に出る。この地に鉄道を走らせたのも日本が行ったらしい。大日本帝国下の文献がかなり残っている。
このあと淡水というところに足を伸ばすか考えたが、結構歩いて足も痛いので市内に戻ることへ。川べりに良い公園があるというので向かってみた。
『延平河濱公園』
霞む空、広大な河、遠くに見える高くそびえる山。これぞ異国の地。
少し行くとビアガーデンになっている。夕焼けや夜景とビアガーデン。最高のロケーションだ。
夕陽が美しすぎて何枚も写真を撮った。
空港が近いので飛行機も見える。
夕陽を見た後は夜景を見る。
夜ごはんの時間になってきたので移動。近くに飲食店があるか地図を見てみると1軒あったので向かう。
「雄嘉義鶏肉飯」
とても美味しいお店だった。ここも行列ができていて、並んだ。親切にもメニューに日本語が書かれていたが、その日本語が不思議なもの。
それでも、日本語を用意しようと思ってくださったのがありがたいです。味もおいしかった。
特に美味しかったのがコレ。
ハマグリとバジルの炒め物。プリっとした貝の身。このスープに貝のダシが効いていておいしかった。
この日撮ったケンタッキーの写真。「背徳基®」と見間違えて撮影。ケンタッキーだから「背徳」なのね!とひとり納得していたが写真をよく見てみると「肯徳基®」。全然違かった。。。