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それ、たった流③餅つきの巻

 毎年12月28日は、たったさんの道場で餅つきがある。小さい時から参加してきた長男太朗が今年は留学のため参加できない。毎年、餅をつく男手が必要なのである。         

 男手そのいち、たったさんの息子さん。ぎっくり腰をやったとかで復帰が心配されていたが大丈夫。餅つきに間に合わせて来た!
 その2、Мさん、なんと80代!毎年参加されている方。超ベテラン。ちなみにたったさんの息子さんの2倍の年齢!
 その3、次男二朗。参加は昨年からだが、若者。兄の太朗を「PCに向かっている仕事なのに、餅のつき方うまいよな」と認めている。その分、今年の餅つきを心配して、知り合いに声をかけた。
 その4、二朗の彼女腹チェの友人でもある外国語指導助手ジョー。こちらも若者。何とか若者パワーに期待したい。
 腹チェとジョーは、中泊町から来たので、集合時間に遅れたが、何とか何回目かの餅つきに間に合った。
 ジョーは、初参加。たったさんに「なんで、日本に来たの?しかもこの青森県に」と聞かれ、「ユーチューブで、津軽弁を聞いて、この言葉を勉強したいと思いました。」と、答えていた。津軽弁を学びたいだと?そういう人もいるんだなぁ・・・ちょっと感激。しかも、餅つきはしたことがあるとのこと、頼もしい限り。たったさんのさくっとした質問に、まじめに答えるジョーにも好感を持った。
 その5、女性ではあるが、腹チェ。今日の日を楽しみにし、果敢に餅つきにも挑戦している。実は彼女に聞きたいことがある。二朗のどこが良いのか、何に魅かれたのか。初めて紹介された時、緊張しすぎて、聞くチャンスを逃した我ら。夫なんか、超無口になっててヤバかった!!今更聞けないが、聞きたい。酔っ払ったふりして聞いてみたけど・・(涙)

#なんのはなしですか

 そう言われても、これからも聞き出すつもり満々さ。
 
 そして、合い取りのプロがひとり。毎年参加されている方、アイドリさんとしておこう。

 台所では、一晩つけた餅米をふかしている。餅米が十分蒸されれば、餅つき場に運ばれいよいよ餅つきだ。

餅米を蒸す。担当はたったさんのいとこ。小学校の同級生のお母さんだった。


十分蒸されたか米の様子を確かめているところ

 いよいよ餅つきだ。

まずは餅米を練る練る練る
この練る作業が大事なのだそう

 Mさんが餅を練ったあと、かわりばんこに杵で餅をつく。

だんだんお餅になってきた!


ついたお餅を形にする。さすがたったさんの手つきは慣れたものだ
お供え餅。
のし餅
これはひとくち大にまとめられたお餅。お昼に頂くためのもの

 餅つきが終了し、お楽しみのお昼である。まずはお雑煮をいただく。

芹を散らしたお雑煮。大根人参ごぼうしいたけ鶏肉が入っている
アイドリさんお手製のお漬物。これがまたおいしい。

 このあと、お汁粉も頂く。たったさんの味付け、お雑煮もお汁粉もおいしい。何とか今年のお餅つきも無事終了。昨日の夜、餅米をスーパーに買いに走ったことも良い思い出。米をとぎ、一晩水につける。そうして、今日ふかされつかれたお餅である。やはり杵でついた餅は、おいしいんだよね。最高。

我が家のお供えはりんごで

 

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