「今日、弘前のМVPは、わだと思う。(私だと思う。)」 息子の二朗の彼女、マルメロが言った。 今、横浜に住むマルメロは、錦風流尺八祭りのお手伝いのために弘前に来ていた。 錦風流尺八とは、弘前藩に伝わる尺八であり、その技能保持者として外国人であるべランド・ジョン・ニコラスさんが認められたことは記憶に新しい。べランドさんは、アメリカのニュージャージー州出身。今は、弘前に住み尺八を教えている。自身で尺八も作る。くるみは、二朗が尺八をべランドさんから習っているので、その存在を知
まんまるいお月さまが見えている。黒猫ぐるも、窓辺にいて月を見ている。 やはり、月夜は猫を興奮させるのか。窓辺から飛び降り、走り回る。その速さたるやすごい。黒くて暗闇で見えないけど、しゃしゃしゃと音がする。 しゃしゃしゃしゃ、ぴたっ! しゃしゃしゃしゃ、ひたっ。 いつもは、ひたひたひたと静かに軽い足取りでやってくるのだが、すごい勢いで部屋から出ていってはまたやってくる。 猫ばかりではない、私も月夜に誘われて外に出た。犬のお散歩中の人に話しかける。 「月が綺麗ですね〜」
これから弘前城御能に出かけます。なんと初めての鑑賞です。仕出しのお弁当も頼んでいます。そちらの方が楽しみかも。今さら相棒は、「薪ストーブの前で読書していたかったなぁ」とのたまわっている。 良いお天気、楽しんで来ます。
自由人になって続けていること、弘前公園のお散歩である。ホントは、毎日でも歩きたい勢いだったけど、そうもいかず、今は、週一のお散歩である。一緒にお散歩するお仲間を募って、何人かと一緒に歩く。いわゆるお散歩クラブである。最近おのおのにあったことなど、他愛もないおしゃべりをして笑い合う。 春は、桜の季節。コロナで公園が閉鎖された事もあった。けれど、街の中にたくさん桜が植えられていることが、毎日の散歩でわかった。近所の桜を眺め心を慰める。これこそ、桜の街じゃんと思った。弘前公園に
我が家に黒猫の子猫が来て1年以上が過ぎた。初めは、ちょっと頼まれて預かっただけ。そう、預かっただけ。そのつもりが、今では飼い主になっている。 自分で猫を飼ってみると、周りの猫や犬に目が行くようになった。今まで全く興味を持っていなかったのに。 ぐるは片目の黒猫、ガリガリに痩せていて、津軽弁で言うところの「カンチケタ猫」だった。しっぽは短く丸い。「しっぽどこにあるの?」と、夫にからかわれていた。膝に乗って来ては、ニャアニャアと指を噛む。痛くないので噛ませているといつの間に
最終日。今日も鴨川沿いの朝散歩から始めた。どんだけ鴨川気に入ったんだか、朝の空気も気持ち良いし、気分は、京都に住んでるみたいな。けどわかっている、今日は帰る日。さびしい気持ちもちょっとどこかにかくれている。けど、にこにこ川沿いを行く! 今日は、まず地下鉄に乗り、七条駅から出町柳駅へ。そこから、鴨川デルタを目指す。そこから駅前にと帰ってくる。そう、昨日とは逆コース。まず遠くに行き、昨日のスタート地点に戻って来るのだ。 鴨川デルタは、高野川と加茂川が合流し、鴨川となる地
今日はヨガの日。息子からシルバーヨガと呼ばれているヨガは、母の友達のたったさんに誘われて始めた。母とたったさんは23歳年が離れていたけど、友達だった。当時、2人の年齢差を数えでびっくりしたっけ。 たったさんは、天理教の道場(呼び方は道場でないのかもしれない)の奥様。だから、ヨガはその道場で行われる。親方様の祀られた神殿の見える部屋で、ヨガ教室が開かれているのだ。 たったさんには、我が息子ふたりが、幼稚園の送り迎えやら、その後のお世話など、たくさんお世話になった。たったさ
気がつくと9月が終わりそうです。まだまだ暑い9月のイメージが、今年は寒くてたまらない9月、そして暑さ戻る9月となりました。 ふりかえると、東京から帰省した友と再会。亡くなった親友のお母様に会いに行き、ハグ。友のお墓参りで、涙を流す。美術館(青森県美)へ行き芸術に圧倒される。 次の週は、妹の知人の絵画の個展へ出かけ芸術の秋。 テレビでは、やっと「力の指輪」の世界に没頭、物語の秋。前に見ていたシーズン1の中身を忘れて、見直して、また同じところで驚いた。(多分)だから、三
東京から友が帰省して、一緒に美術館に行った。家から弘南バスに乗り弘前駅へ。駅で待ち合わせして、駅から普通列車に乗り、新青森駅着。そして、駅の東口からバス「ねぶたん号」に乗って青森県立美術館まで。 「メディシン・インフラ 鴻池朋子展」と「コレクション展(AOMORI GOKAN アートフェス 2024 後期」を見た。 平日ながら、保育園児や学校関係の観客がいて賑やかである。コレクション展のほうからと言われて、おなじみの奈良美智作品を見る。あおもり犬の周りに青い制服?を
短歌の筋肉つけたい私が、短歌筋トレいたします。って、何をすれば短歌筋肉つくのかな? 妹の「短歌もらいました」を読みながら、短歌熱高まる自分!!しかも、わたしがひとつも詠んでいないのに、妹は、短歌の勉強会にも参加している。いっぱしの歌人だ!焦るぜ。置いてけぼりだ! そもそも、いつも妹は私を追い越していく。その初めは、小学校。小学6年の妹の身長が中3の私を追い抜いた。それ以前にも何かを追い越されていたのかもしれぬ。気が付かなかっただけで。 なんでも早い自分、スローな妹。そ
鴨川沿いを行く 旅に出ても、我らの目覚めは早い。午前4時には目覚め、好きな朝風呂と洒落込む。二度寝しそうな自分を励まし、6時半朝食。食べ終え、朝の散歩開始。 鴨川沿いを散歩したいと言う相棒の希望通り、鴨川沿いを歩く。朝から、ランニング、散歩、自転車での通勤?と、いろんなスタンスで川沿いに人がいる。水は透き通り、朝日に照らされ輝いている。気持ちいいなぁ。 いくつかの橋をくぐったが、四条大橋を渡り、街なかを行く。どこを歩いているのかさっぱりわからぬが、町家風の建物にアウ
大事なミッションがあって横浜まで出かけ、帰ってきた次の日、いつもの朝顔の水やりをしていると異変に気がついた。 「なんじゃこりゃあ」 毛虫だ。庭仕事をしていると出会うこともある、しかしあまり出会いたくない輩。この白い毛の生えた毛虫は、アメリカシロヒトリの幼虫だ。 見つけると、ごめんなさいして、踏み潰す。あ~!なんて野蛮。嫌!!しかし、嫌なんて言っていられないほど、その数が多いのだ。 イヤダイヤダ嫌だ〜庭に出たくない! しかし、そんなこと言っていられない。手帳を調べる。
水曜日、後ろのねぷた小屋がざわざわしていた。近くの中学校の文化祭でねぷた運行をするので生徒たちが集まっているのだ。程なく儀式?が始まった。生徒会長の気合いを入れる声。そして、「ヤーヤドー」のかけ声。おー! 自分もその一員になったつもりで叫んだ。 「ヤーヤドー!!」
長男(太朗としておく)が長い大学生活を終え、社会人となった。住む場所も仙台から京都に変わった。初めは、名古屋に行くという話だったが、師事する先生の都合で京都になる。 母としては、正月以来会っていない太朗に会いたくて、5月に夫と二人、京都に行くことにした。なんと、修学旅行以来なのだった。 東北新幹線で東京へ。そこから東海道新幹線で京都まで行く。とにかく、元気でいる顔を見て、住んでいるところを見て、安心したかった。 太朗が京都に住み始めると、やたら、京都という文字が目に付
今年は母の3回忌。参加者の都合を考えお盆に行った。一か月ほど前から準備して、昨日法要が執り行なわれた。お経が響く中、黒い蝶が飛び、母?と思った。 会食で思い出を語り合った。この場に母の写真を忘れ、スマホの母の写真をテーブルの上に置いた。時々母は消え、また現れた。
自由人の良いところ。自分の好きなことに時間を使える。 仕事中心の毎日だったから、自由人になったら、○○したい~ということはたくさんあった。 ① 読書したい 最近「仕事をしているとなぜ読書ができないのか」という本の広告を見てはっとした。まさに、なかなか読めなく?読まなく?なっていたから。実は、読書を再開しても初めは活字に集中できなくて苦しかった。読んでいないと読めなくなるものかもしれない。 ② 弘前公園に毎日行きたい 毎日でなくとも行きたいのである。まあ、好きだからね