観光動画の在り方とは
今日、ようやく紅花体験ツアーの動画を公開することができました!
見てみてください!
見てくれましたか?ありがとうございます!!
改めて、僕は山形県天童温泉を拠点に一生ものに出会うやまがた旅をコンセプトに山形ならではの体験やツアーを作って、売って、受け入れています。
ここ数年は、天童温泉がある天童市の隣の中山町というところで観光コンテンツの開発をしています。
あまり多くの方には知られていないので、PRしておくと中山町には旧柏倉家住宅という重要文化財になっている民家があります。(映像にも出てきてました)
民家って言われると、民家かって感じですが規模感がイメージをこえてきます。
簡単に言うと、豪農です。豪農の館です。
意外と山形県民でも知らない素敵なところなので、この秋口はぜひ足をはこんでみてください。土日は開館しています。
それでですね、ここからが今日の本題なんですが今日公開した動画が完成するに至るまでをまとめてみようと思います。
もはや日記です。学べることはほぼないと思います。
7月の上旬、紅花が咲き誇る中のロケでした。暑かったなー。
キャストの岸波香桜さんと渡邉歩咲さんのおふたり、そしてカメラマンの齊藤良彦さんがいて、ディレクターのたけるさんは不在。
これまでいくつもの映像を一緒に作ってきたチームなので、本当に安心して現場に入ることができる。
キャストは適材適所でメンバー入れ替わったりするけどね。
てなわけで、撮影も順調に進み、メインの紅花染めも体験していただきました!
終始なごやかな雰囲気の撮影でした。
ちなみに、今回の動画はこれまでのPR動画とは違うテイストでいきたいと思い、ディレクターのたけるさんにお願いをして、歩咲さんに声をあててもらいました。
これまでは、音声はあまり使わず映像とBGMだけで魅せるようにしてました。このツアーはこんな感じですよーって。
海とか山とかの景色だけの観光動画ってあんまり面白くないし(そんなところは世界中どこにでもあって、なんでそこに行かないといけないのかっていうプレゼンテーションがほしいと思ってしまう)
最悪なのは、その地域の綺麗な景色、食べ物、体験、人とかなんでもかんでもごちゃまぜにしてしまう観光動画。誰に何を見せたいのか、誰に何して欲しいのかをちゃんと考えなくてはいけないと思います。
ただ、別に来てもらうことをそんなに意識してないなら今言ったような動画でも全然いいんだけどね。
我々のような地方の観光事業者は、当然ながら来て欲しい!と思って、仕事をしています。
新しい体験やツアーをつくったりしているのはそのためです。
そのツアーを映像化するわけですからやっぱり見た人が実際に体験しに来る!ってところまで促さなければいけない。
それをただひたすら考えて映像制作にあたっています。
で、話は戻るんですが、今回の動画に関しては「紅花」という誰しもが知ってるわけではないコンテンツを扱っているのでちゃんと説明してあげないといけない。
なので、映像で魅せるだけではなくナレーションをあてて、内容と価値を少しでもわかっていただけるようにしました。
うまくいくかはこれからではありますが、歩咲さんの声がいい感じにハマってるのでそのあたりも注目?して見て聞いてほしいなと思います。
実はね、このナレーション録りも僕のせいで2回やることになってしまって、歩咲さんやたけるさんにご迷惑をおかけしました。
それでもやり切ってくださったみなさんには本当に感謝です。
ありがとうございます。
企画、ロケハン、ロケ当日、ナレーション収録、編集など1本の動画制作にかなりの時間がかかっています。
普通に見れば3分くらいの動画ですが、作っている側からすればかなり思い入れのある大切な作品です。
たぶん、農業もこんな感じなのかなーと思いました。
生産者が一生懸命汗水流して長い時間かけて作った野菜や果物も、消費者が手にとって食べるのは一瞬。
だからこそ、消費者と生産者を交流させられるような、ゆるい関係性が作れるような企画が大事なんだろうなと改めて感じました。
って話がそれがちなんですが、無事に完成した動画ぜひご覧になってください。
それでもしよければ、山形に中山町に紅花染め体験しに来てくださったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!いいねお待ちしてますね!