儲かる仕組みをポジショニングから創る
儲かる仕組みはポジショニングから
リアルからネットへの移行が加速したのは新型コロナウィルスによる影響は誰しも否定できないだろう。そんなリアルから離れていくネットの世界で広告をすれば儲かるなんて事は夢のまた夢だ。なぜならリアル広告をうてない事業者はネットの世界で広告をうつからだ。
広告コピーは直接脳へ届けろ
全てのもがネットに移行すれば、前時代で言うと、電車の中吊り広告的がネットの世界でも起きるのは自明である。情報化社会においてはネットの世界で目にした広告コピーがそのままリアルの世界に結びつかなければならない。だから広告コピーは脳への直球勝負しかない。
イメージを可視化する事で届ける
直球勝負とはどうするのか。それはイメージの可視化である。車を売りたいのなら車を使うとどれほどの楽しみと豊かさと便利さをもたらしてくれるのか、だけではなく、車でしか実現できない未来を可視化してやることである。これこそが直球勝負である。綺麗事ではない。
人の脳は情報の集中砲火を浴びている
ネットの世界で広告コピーが氾濫すると何が起きるか。それは情報の波で脳が疲労したような感覚を覚えるのである。つまり記憶に残らないのである。人は自分に有益ではないと判断した情報は記憶に留めない。つまり記憶に残すためには印象付けが必要なのである。
エッジの効いたメッセージ
記憶に残すためにはどうするか。それはメッセージを残すことである。水と言えば○○、服は△△、パソコンは※※、みたいに製品を商品として認識させるメッセージを届けることである。そのメッセージはどうやって創り出すのか。ここがポジショニングの本質がある。
脳に商品を定置させる
車と言えば何をイメージしますか?人によっては車メーカーを思い浮かべる人もいれば、ボディタイプ(車種)の人もいれば車名を思う方もいるだろう。この「車名」こそが「脳に商品を定置」させた成功例である。
ポジショニングとは位置づけ
数多ある同種製品の中から自社商品を消費者の脳へ直接届けるマーケティング戦略のことを『ポジショニング』と言う。ここに勘違いという落とし穴がある。繰り返すが『ポジショニング』とは製品の中から自社商品を脳へ届けることが目的にある。ではどんな落とし穴があるか。
商品がないのにポジショニング
起業したばかりの会社や同業他社との競合優位性を築いていない企業でのよくある落とし穴。それが『商品が無い』というモノです。どういう意味か。それは『製品はあるが商品が無い』ということである。つまり製品と商品の違いを創り出せていないのである。
商品とは何か
車は製品だ。ではクラウンは?クラウンこそポジショニングの王道を進んだ商品である。少し年配の方なら覚えがあるだろう。【いつかはクラウン】。この広告コピーでクラウンという商品は消費者の脳へ直球勝負を挑んだ。結果、クラウンの名は今でも商品としてロングセラーを記録している。
ブランド化に繋がるポジショニング
消費者の脳へ届く広告コピーのもと消費者の頭の中に自社商品が位置づけられればポジショニングはある意味で役目を一旦終える。その次にあるのが『ブランド化』である。この『ブランド化』についてはまた後日に話をしたいと思う。
競合のポジションを知る
自社商品のポジショニングを考える上で大事なことが競合商品のポジションである。ポジショニング戦略の基本は競合商品のポジションを崩すことにある。つまり、消費者の脳の中にある製品ブランドを自社商品に切り替えるために競合商品ポジションを調査することが重要になる。
知彼知己者、百戦不殆
100%成功するビジネスというものはこの世に存在しない。あのヘンリー・フォードですら2度の破産を経験している。ではどのようにしてビジネスを成功に近づけられるか。どのようにして儲かる仕組みを構築していくのか。それは、およそ2500年前に書かれた古典にヒントがある。
見るのは世の中では無い
製品を開発する者世の中を見れば良い。商品を開発する者は世の中を見てはならない。消費者の頭の中だけを見ろ。競合商品のポジションが消費者のどの辺りに位置しているのかだけを見つめて、そのポジションを奪うのか新しい空白地帯を攻めるのかを決める。それが仕事である。
如何でしたか?
ポジショニング戦略について何かしらのきっかけになれば幸いです。最後にもう一度非常に簡単にまとめてお伝えします。
ポジショニングで儲かる仕組みを創る方法は次の点を押さえましょう。
✅儲かる仕組みはポジショニングから
✅広告コピーは直接脳へ届けろ
✅イメージを可視化して届けろ
✅エッジの効いたメッセージを創れ
✅脳に商品を定置させろ
✅商品が無いのにポジショニングするな
✅知彼知己者、百戦不殆
もし貴方がポジショニングで成功したいと心の底から本気で思うのであれば、まずは、マーケティング戦略の専門家を見つけることをお勧めします。
マーケティング戦略の専門家を見つけることは非常に容易です。なぜなら、この文章を書いている人物がマーケティング戦略家だからです😝簡単でしょ?😆😂😜
お後がよろしいようで。
お読みくださりありがとうございました😊
ではまた。