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鲜越鲜鱼粉。湖南名物の魚フォンがコスパよく食べれる人気店

日本も暑いみたいですが、北京も連日の猛暑で全く自炊する気がおきないです。最近外出やデリバリーばかりなのですが、今日は前から行ってみたかったお手頃の魚フォンのお店「鲜越鲜鱼粉」(Xiān yuè xiān yúfěn)を紹介します。

魚フォンというのは、魚のスープのフォンでトッピングに魚がのっています。フォンは中国の南の方によく食べるもので、スープに魚を大量に使うフォンは湖南省の衡阳の特色。内陸都市なので魚も川魚になります。今日のお店は北京のビジネス街CBDにあってとにかくコスパが良くて平日にはいつも行列です。

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dianpingの評価システムでは5点満点中の4.8点で味、環境、サービスそれぞれが4.8点、4.4点、4.6点でB級のお店としてはかなりの高得点で、エリアの麺やフォンの好評ランキングの1位にも選ばれてます。そして1人あたりの平均消費額が38元(約760円)です。CBDでこの値段で魚を食べられることは、OLやサラリーマンに愛されるもの当たり前かも(魚料理はけっこう値段高いので)

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↑来て食べて帰る系のお店なので、ホールオンリーで内装もシンプルです。

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↑4種類の魚のフォンと、豚肉や鶏肉、牛肉のフォンも取り扱ってます。魚フォンはスープが看板で、魚フォン以外のフォンはあえフォンもあります。トッピングには味付け卵や追加の野菜にもお手頃の価格で、漬物は無料でサービスしてます。

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↑中国のフォンのお店ではよくあるパターンです。定番のセルフサービスの酸っぱいササゲ漬けと大根の漬物。

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↑ある種のファースフードでトレーに敷いた紙にはおすすめの食べ方も書いてあります。まずは魚を賞味して、次にフォンをたべる。最後にスープを飲む。

dianpingのユーザーからのおすすめランキングはこんな感じです。

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1位は「梭边鱼」のフォンで北京魚フォンランキングの一位にも選ばれています。「梭边鱼」というのは中国の代表的な川魚で魚火鍋でもよく食べますが、日本ではなんというかちょっとわからないです。知ってる方是非教えてください。

2位は魚スープ、フォンのベースですね。3位は「黄鸭叫」のフォンです。これもなんの魚なのか全く訳せないですね。一応英語のPelteobagrus fulvidracoで調べたらイエローキャットフィッシュというのが出てきましたが、初めて目にしました。4位はフォン全般、5位は酸っぱいササゲ漬け。

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6位は無料サービスの漬物全般、7位は骨なしの鳥の足、8位は牛肉の和えフォン、9位は魚皮の和物、10位は3位と被っちゃったから11位もみてみましょう。11位は「胖头鱼(コクレン)」のフォンです。

B級だけど、1人でも気軽に利用できるお店でさまざまな中国の川魚を体験できることは魅力的だとおもいます。中国来たばかりの頃は川魚は生臭いモノだと食わず嫌いしてたのですが、一年後には大好物に変わりました。皆さんも目撃したらぜひトライしてください!

(参考資料)



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中国情報局@北京オフィス
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