桜えびとリコッタのクリームパスタ
年に2回しか取れない旬の香ばしい桜えびを使ったクリームパスタを作りました。
エビの香ばしさとプリッとした歯ごたえ、リコッタのミルキーなコクとイタリアンパセリの爽やかな香りが楽しめる一品です。
身近な食材で30分くらいで作れますよ。
レシピの他に、魚介類の臭み取りを解説しています。
早速、食べた感想から。
口に入れる前から、桜えびの香ばしい香りが漂ってきます。
一口食べると、香ばしさが口いっぱいに広がり、エビのプリッとした食感と旨味。
リコッタのミルキーさも味わえ、ときどきイタリアンパセリの青い香りもクリームのくどさを緩和してくれます。
少しくどくなってきたら、添えてあるレモンを使って、さっぱりとした味付けに。
飽きなく、くどくなく、最後まで美味しくエビを楽しめるクリームパスタでした。
白ワインと一緒に華やかなランチにいかがですか?
レシピ
材料
材料は次の9つです。
リコッタは手作りのものを使い、他の材料は普通に安く手に入るもの。
上から順番に使っていきます。
なお、分量は、1人分となっています。
スパゲッティ二 100 g
オリーブオイル 適量
にんにく 1かけら
むきバナマエビ 10尾
桜えび 6 g
白ワイン 100 mL
リコッタ 大さじ6+小さじ1
挽きたて胡椒 少々
イタリアンパセリの葉 4-6枚
レモンのスライス お好み
ちなみに、リコッタはこちらの記事を参考に手作りのものを使っています。
手順
6ステップで作れます。
難しい技術もなく、特殊な調理器具も使いません。
所要時間は30分。
パスタをアルデンテに茹でておく
パスタを茹でている間に、潰したにんにくとオリーブオイルを入れたフライパンを弱火で温める
にんにくの香りが立ったらバナマエビと桜えびを加える
バナマエビの色が変わってきたら、すぐに白ワインを入れて、汁が1/3くらいになるまで煮詰める
1のパスタを3のフライパンにいれ、大さじ6のリコッタと胡椒も加えて軽く煮る
皿にパスタを盛り付け、少量のリコッタ、刻んだイタリアンパセリ、レモンのスライスを添えて完成
レシピの紐解き
レシピの元ネタは、重康彦シェフのファルファッレリコッタチーズと小エビのソースです。
レシピでは芝海老を使っていましたが、売っていなかったためバナマエビで代用しました。
今回は、【魚の生臭さを取る方法】を解説していきます。
魚介類の生臭さを感じる人は多そうですね。
この生臭さはトリメチルアミンと呼ばれる物質が原因。
臭みを緩和する方法は、次の7つが知られています。
表面の水洗い
ふり塩
酢洗い
霜降り
レモンを
ハーブやスパイスによるマスキング
酒を入れて加熱
今回は、酒を使う方法を採用しました。
白ワインや日本酒のアルコールを魚介類に加えて加熱することで、
アルコールと一緒にトリメチルアミンも飛んでいきます。
ポイントは、しっかり沸騰させること。
沸騰させないとトリメチルアミンが飛ばないだけでなく、
アルコール臭も残ります。
また、アルコール以外のお酒の香りの加わり食材の風味が増します。
さらに、アルコールが魚介類のタンパク質を変化させることで、
柔らかくなる効果も。
簡単にエビの美味しさを堪能できるので、ぜひ作ってみてくださいね。
最後まで、読んでくださりありがとうございました!
Have a nice day!